insaneカテゴリ扱いされていた(現在はVH)実績ではあるが、どの国で開始してもよいため同カテゴリの中ではまだマシな難易度とも言える。
達成のための有力な候補国は以下の通り。
・オスマン(スンニ)
世界征服のための最有力候補。
開始時の国力は高く、周囲に強力なライバルも無く、ミッションで大量のクレームを入手できるなど立地は抜群である。
NIでもコア化コスト割引、異教への寛容、Disciplineと征服に必要なものを軒並み兼ね揃えていて言う事なし。
独自政体のオスマンガバメントのおかげでADMの高い後継者が出るまで好きなだけ廃嫡してやり直すことが可能であり、君主力のやり繰りにもあまり困らない。
アメリカの空白地から離れていることが唯一の難点らしい難点なので、自力で植民するよりは征服して奪い取るスタイルのほうが楽かも。
・オスマン(コプト)
別名コプトマン。わざとコプトの反乱者を起こさせた後に、領土をコプトに染めてもらい反乱者の要求を受け入れる流れになる。
メリットはコプトの効果でコア化コスト割引がさらに追加で-10%されること、宗教CBの使える対象が増えること、展開によっては神聖ローマ皇帝になれることである。
ただしデメリットもあり、改宗のため序盤に大きく足止めされることと、オスマンガバメントの後継者選び放題の特典を失うことが挙げられる。
総合すると終盤の爆発力ではコプトマンが上回るが、後継者引き直しがやり辛いため運次第では君主力のやり繰りが厳しくなる。
展開がはまればスンニマンより強いが、プレーの安定度では若干劣るかもしれない。
・フランス
西の横綱のヨーロッパ最強国。ただし周囲にライバルも多く立地条件はオスマンに大きく劣る。
国力や軍事力は高いものの、コア化コスト割引が無いのが大きなデメリット。
改宗力は弱いものの寛容度は高いので無理に改宗しなくてもいいが、CBのために宗教アイデアは早めにとった方がいいだろう。
宗教は展開次第だが、神聖ローマ皇帝を目指すならプロテスタント、宗教CBを生かしたいなら改革派になるのがよい。
・オーストリア
開始時の皇帝であることが最大のメリットである。
NIにコア化コスト割引は無いが、帝国改革で-10%を得ることはできる。
できるだけ早期に帝国改革を進め、全諸侯を属国化することが世界征服のカギ。
コア化コストの効果を失わないように帝国統合の一歩手前で止めたままのほうがよいだろう。
なお宗教には非寛容なので、全世界を改宗する必要があり最後まで反乱軍には悩まされる羽目になる。
・ティムール→ムガール
NIはオスマン同様にコア化コスト割引、異教への寛容、Disciplineを軒並み兼ね揃えていて言う事なし。
序盤のシャールフ死亡イベントを乗り切れば、あとは豊かなインドと強力なNIで世界征服を押し進められる。
またDharmaを入れていればムガール固有政体のボーナスで更に強化される。
・明
開始時の最強国家であるが、世界征服には前述の候補に比べると若干不向きである。
朝貢国は世界征服にカウントされないため、いずれ自分から朝貢国は破棄して征服しなければならない。
Mandateが落ちると明固有のdisasterイベントのトリガーにもなるので注意。
Legitimacyを持たない政体のため、Absolutismが80までしか上がらないのも中盤以降の大きな足枷となる。
・モスクワ→ロシア
Third Romeを入れていれば有力な候補。
立地の良さ、コア化コスト減少のNI、ロシア政体の特殊能力などのアドバンテージがある。
また正教のボーナスや改宗力も強力で、宗教CBが使える範囲が広いのもよい。
・Horde全般
最初から使える無制限のCBやコア化コスト割引、征服地をrazeすることでOEをオーバーして敵国を削れるメリットなどがある。
redditや公式フォーラムなどを見ると世界征服の早解きは大抵Hordeを使っている。
なお序盤の経済力が弱いため、経済が軌道に乗るまでは苦労する場合が多い。
Hordeの中でも土木の変イベントがあるオイラートか、強力なミッションを持つ女真部族が特におすすめ。
・幕府(または大名→幕府)
Mandate of Heavenを導入する事でとりわけ優秀になるWC候補。
幕府政体時は属国を生成する全ての行為が全て大名として扱われる事を活用し、世界中の国を大名にしていく(日本への変態はしない)。
その性質からコア化がそこまで必要ではなくADMにとても余裕がある。
初期の経済力がとにかく低いので、探検アイデアを取り東南アジアへ早期にアクセスするのを推奨。
ついでに新大陸を発見しておけば、日本で植民地主義を発祥させ欧州の技術進捗を遅らせる事が出来る。
国教の神道は他に採用している国家がなく、宗教アイデアを取ることで聖戦CBが使い放題となるが、
改宗力・寛容度への補正が無く宣教師が増えない宗教のため反乱には悩まされる。