AAR/我北欧に生き、北欧に死すことを欲す

第1章 独立戦争

オープニング

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諸君、御機嫌よう。余はグスタフ二世アドルフである。

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皆さん、こんにちは。陛下の下で宰相を務めたオクセンシェルナです。

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我らがスウェーデンを再びバルト海の覇者に導こうぞ。卿の手腕に期待しているぞ。

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ははっ、ありがたきお言葉。非才の身なれど、粉骨砕身する所存であります。

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余の異名であるLion of the Northはもちろん狙っていく。
Sweden is not overpowered!でバルト海を制覇するのももちろんだな。
スカンジナビアの建国ももちろん達成するぞ。

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Paradox社の本社がスウェーデンということもあってか、実績も追加されてArt of Warの新要素を最も楽しめる国の1つは我らがスウェーデンではないでしょうか。
腕の振るい甲斐があるというものです。

初期戦略

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まずは現状確認からだ。オクセンシェルナ、頼む。

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我が国はカルマル同盟でデンマークを盟主とする同君連合下にあります。東にはノブゴロドとモスクワがおり、西には北海を挟んでスコットランドとイングランド、南にはデンマークそして、豊かなドイツが広がっています。

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まずは独立しないことには始まらないわけだな。Sweden is not overpowered!の達成にはバルト海沿岸州を全て確保する必要がある。
つまりチュートン騎士団、リヴォニア騎士団の両騎士団、そしてポメラニアやメクレンブルクといった神聖ローマ帝国諸侯も屈服させる必要があるわけだ。

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実績の達成とは直接の関係はありませんが、モスクワがノブゴロドを飲み込んでロシア化すると、東からの軍事圧力も脅威となりましょう。
また新大陸に進出するとなれば、アメリカ東海岸およびカナダを巡ってまたイギリス海峡のシェアを巡ってイギリスとの抗争は避けがたいと思われます。
またフランスの植民事情次第では摩擦を抱えることになるかもしれません。
拡張方向と同盟国の選定、そしてアイディアグループの選択はある程度計画的にしていかないと、国家運営に支障が生じることになりかねません。

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ふむ。まずモスクワを放っておいてロシア化されると非常に面倒だな。これは早めに叩いておきたい。
しかし、モスクワの豊富なマンパワーは脅威であるし、幾多の名将たちを屠ってきた冬将軍を単独に相手にするのは避けたいところだ。
対ロシアではポーランド=リトアニア(コモンウェルス)の力を借りたい。
リトアニアがロシア人居住地域を抱えていることもあって、ポーランド=リトアニアとモスクワは高確率でお互いをライバル視し始めるしな。

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ポーランド=リトアニアはチュートン騎士団領とりわけダンツィヒ(ポーランド名グダニスク)の領有にはご執心です。
まあ、コモンウェルス形成にダンツィヒの領有が不可避であることからして当然と言えますが。
しかし、我が国もSweeden is not overpowered!の達成のためにここは譲れないところです。

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本来コモンウェルスを相手にするとなれば、フランスとは距離があることもあっていちばん効率よく組めるのは皇帝オーストリアだ。
しかし、30年戦争でカトリック同盟の盟主となるのは高確率でオーストリアだし、そうでなくともオーストリアがプロテスタント同盟側に立つのは極めて稀だ。
対オーストリアで連携するうえで最も理想的なのはフランスで、次はコモンウェルスと言えるだろう。

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こうして考えていくと、最初から最後まで仲良くできそうなのはフランスくらいですね。
一方、30年戦争ではもちろん、バルト海沿岸の神聖ローマ帝国諸国と序盤からぶつかる関係でオーストリアは最初から最後まで敵対国でしょう。
フランスとの友好、オーストリアとの敵対。まずはこの2つを軸に考えるべきかと。

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コモンウェルスは対モスクワでも対オーストリアでもぜひとも味方につけたい相手なのだよな。
バルト海沿岸を回収するのは、モスクワとオーストリアを倒してからでも遅くない。チュートン騎士団領をしばらく貸してやるのは妥協点としては悪くない。
最初のうちは「お前の軍隊弱すぎ」とか言われてフランスには同盟結んでもらえないしな。
この点ポーランドなら関係改善さえしておけば、ほぼ独立直後から同盟締結が可能なのも魅力的だ。

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以上をまとめると、こういう順番になるでしょうか。

1.カルマル同盟から独立達成
2.デンマーク及びノルウェーを征服してスカンジナビア建国
3.モスクワを完全征服もしくはウラル山脈以東に追放。
4.プロテスタント同盟を率いてオーストリアを撃破し、無力化。
5.コモンウェルスからバルト海沿岸地域を奪取。

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うむ。そうなるな。
全部が当初の計画通りにいくとは限らぬし、またそこが面白いわけだが、このくらいは練っておいて損はあるまい。

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そうですね。
植民関連はいかか致しましょう。我が国はNIに植民ボーナスこそないものの、ノルウェーを併合した後は植民競争に十分に参加できるポジションにいますが。

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アメリカ北岸及びカナダそしてイギリス海峡の貿易覇権を巡ってイングランドとの全面戦争は不可避となるだろうし、フランスの植民動向によっては火種になりかねん。
現在のver1.9.2において30年戦争が勃発するのは、史実よりやや早めの16世紀後半頃だ。
このときに新大陸に派兵が必要な事態は避けたいし、イングランドはともかくフランスとの火種になる可能性は少しでも少ないほうがいい。
従って、今回のプレイでは植民は見送ろうと思う。

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賢明なご判断かと。
植民までやるとするとアイディアグループの選択もだいぶ制限がつきますしな。

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よし、ではいざ出陣!

独立戦争を勝ち抜くために

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まずは独立戦争を戦う必要がありますね。
英wikiでは即座に独立戦争を起こすパターンと機をうかがって独立戦争を起こすパターンの2つが紹介されているようですが。

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余は即座に独立戦争を起こすべきだと考える。
1つは初期の戦力でも十分に独立達成が可能なこと、もう1つは開始即座の方が再現性が確保されやすいということだ。

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ふむ。確かに独立達成に都合のよい状況まで時機をうかがうのだと、このAARがあまり参考にならなくなってしまう可能性が高くなりますな。

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その通りだ。さらに開始直後であれば、上手くいかなかったときのリスタートが容易であるというのもある。
このゲームは死んで覚えるゲームという側面が強いから、いきなり上手くいかなくても落ち込む必要は全くないしな。

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そうですね。
では、少しでも独立戦争が達成しやすい状況を解説するとしましょうか。
このゲームではスタート時の外交状況に微妙にランダム要素があります。
スウェーデンに関する例で言えば、デンマークを初期からライバル視する国の組み合わせは毎回微妙に異なります。

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ハンザ、ノブゴロド、チュートン騎士団、スコットランド。このあたりのうち2か国から3か国というのが多いだろう。
バルト海及び北海で海洋覇権を争う国々だな。このゲームにおいても、「敵の敵は味方」という格言はかなり重要な意味を持つ。
デンマークをライバル指定している国々なら、外交改善の使節を派遣するまでもなく、開始直後から二つ返事で独立支援要請に応じてくれるだろう。

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この中で言えば、歴史的にバルト海の覇権を巡って何度もデンマークと衝突を繰り返してきたハンザ同盟がやはり本命かと。
ユトランド半島に陸続きで陸軍を送り込める上に、海洋国家として艦船もかなり保有しています。

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ハンザが初期にデンマークをライバル指定しているかどうかは余の体感ではだいたい5割くらいだ。
スウェーデンの艦船だけでデンマークとノルウェーの艦隊と戦うのは限界突破してガレーを生産しないといけなくてちと経済的に辛いが、同盟国の力を借りれば初期戦力でも十分に戦える。
まあ、バルト海沿岸で戦争の度に必要となるからすぐに2隻くらい追加して損はないと思うがな。

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では、そろそろ実際のプレイに入るとしましょう。

さよなら、カルマル同盟

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よし、ゲームスタートだ。
開始時にデンマークをライバル指定しているのはどの国だ?

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ハンザ、ノブゴロド、スコットランドがデンマークをライバル指定しています。

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ふむ、ほぼ理想的な状況だな。
デンマークがどこかと同盟を結ぶ前に独立戦争を開始したい。
外交官を3国に派遣して独立支援要請を行うのだ。承諾が得られ次第デンマークに仕掛けるぞ。

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ははっ、ただちに。
3国とも色よい返事をしてきました。

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歩兵2連隊とガレー船2隻の追加を指示だ。完成を待つ必要はない。いざ、宣戦布告!

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Christian Ⅰ Bondeが即位しました。
新君主の能力は ADM3 DIP6 MIL3 です。とても優秀な君主といっていいのではないでしょうか。

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僥倖だな。
これはDIPがかなり余りそうだな。

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では、最初のアイディアグループはInfluenceがよろしいのではないでしょうか。
AE20%引、diplomatic reputation+2、外交併合コスト25%引など、有用なアイディアばかりですしね。

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そうだな。
外交併合を多用するならInfluence、直接コア化を積極的にしていくならAdministrativeのアイディアは早めに取るとよいだろう。
今回のスウェーデンでは積極的に外交併合を利用するつもりだ。
ノブゴロド属国化→モスクワから大量にコア返還、Styriaのコアを獲得して属国を作成→オーストリアから大量返還等を狙っていることもあって、今回はInfluecneを最初に取る。

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オスマンやティムールのようにNIにコア化割引がある国ならできるだけ早くAdministrativeを取るといいかもしれませんね。
オスマンならNIで-33%、Admの2つ目で-25%、さらにclaimをつけてあれば-25%で驚異の83%引なんてことができます。
どちらを優先するかはその国のNIと周りの国に都合よく作成できる属国がどれだけあるか等で決めるとよいでしょう。

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戦闘は順調に推移しているな。
ハンザ、ノブゴロド、スコットランドと合わせると、デンマーク及びノルウェーの連合軍を陸でも海でも圧倒できるのは大きい。
加えて、ゴットラントの反乱鎮圧のためデンマークが鎮圧軍を上陸させたタイミングでゴットラントを海上封鎖した関係で、デンマーク側の大部分が死兵と化している。
これは卿の提案だったな。

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はい。ゴットラント上陸中に攻撃して壊滅させることも考えたのですが、いつまでも戦力にできない死兵をゴットラントに閉じ込めておいた方が敵軍の各個撃破及び扶養限界の消費による新規徴兵スピードの低下の影響が大きいと判断しました。

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やはり敵の嫌がることをするのが戦略の基本だな。
戦勝点がぞくぞくと積み上がっていくが、何を講和条件にするかが問題だが。

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我が国の独立承認は当然として、どこの州を奪い取るかですね。
大きく分けて、スコーネ等の我が国のコアがある州を取り上げるのか、ユトランド半島やノルウェーから割譲させるのかが焦点になりましょうか。
我が国のコアがある州だとautonomyは最初から0%ですし、あまりunrestに悩まされなくても済むというメリットがあります。
一方で、CBがReconquestではないので、これをCBとして使用した場合のAE-75%の恩恵が受けられないというデメリットがあります。

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ふむ。我が軍のマンパワーの消耗具合からして回復に10年弱はかかるだろう。
戦勝点も90点を超えて積み上がっていることから停戦期間は約15年の長期に及ぶ。
我が軍の扶養限界の少なさを考えると少しでも豊かでautonomyが最初から低い州を確保しておきたい。

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では我が国のコア州を全て返還させましょうか。
戦勝点は十分に余裕があります。

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ゴットラントはrelease nationさせて外交属国化を狙おう。こうすればAEは上昇しない。
それとノルウェーからも少し州を奪っておきたい。
今回と次回でデンマークを徹底的に叩くとデンマークの威信はマイナスからずっと抜け出せなくなり、君主が死ぬ時にはノルウェーとの同君連合を維持できなくなるだろう。
デンマークとの同盟は維持するだろうが、次の次あたりでノルウェーの直接属国化を狙いたい。

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なるほど。では、デンマークからはゴットラント以外の我が国のコア3州を返還、ノルウェーからは最北端の2州割譲で講和致しましょう。
ゴットラントはデンマークから独立させました。

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我が国はようやく独立を果たし、いわばスタート地点に立ったわけだ。
同時にデンマークはカルマル同盟の盟主としての立場を失ったことになる。

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そうですね。独立支援をしっかり受けていれば、独立戦争を勝ち抜くこと自体は難しくないでしょう。
むしろ注意すべきは、マンパワーの枯渇や戦争疲弊度の上昇による反乱や農民戦争のトリガーを満たしてしまう懸念でしょうね。
戦争疲弊度が4を超えているような場合は、DIPを消費してでも戦争疲弊度を下げましょう。
私たちもテストプレイのときに、デンマークと交戦中に農民蜂起&戦争終結後に農民戦争勃発のコンボを喰らったこともあります。

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過剰拡大が上昇してもunrestは全州で上昇を免れない。
autonomyの調整という手段で以前よりプレイヤーにできることが増えた半面、反乱の規模はこれまでよりずっと大きくなっているから、unrestを気にかけることの重要性は大きくなった。
unrestを-3する顧問の有用性が高まったのと同時に、humanistかreligious少なくともどちらかのアイディアは早めに取得して極力unrestを抑えるのはプレイをだいぶ快適にすることと思う。

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unrestそのものを抑えるという意味ではhumanistがとても有効ですね。特に異端や異教の州では寛容度上昇の効果が目に見えて実感できます。ナショナリズム10年減がとてもありがたいです。
religiousの方は異端・異教への便利なCBが手に入るというのがとても大きいと言えるでしょう。安定度回復費用の-25%もかなり嬉しいですね。運が悪いと何べんも彗星イベントやらなんやらで安定度が下がりますし。

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この世界の歴史ではストックホルムの血浴のような痛ましい事件が起こる前に独立を勝ち取ることができて嬉しく思う。

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スウェーデン独立運動に参加した有力者たちの罪を問わないという条件で降伏したにも関わらず、デンマークはその約束を反故にし、100名以上を処刑したのでしたな。
史実では1520年のことでしたか。大弾圧で独立が沈静化するのを狙ったものでしたが、却って独立の機運は高まり、1523年にカルマル同盟から離脱し、独立を勝ち取っています。

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うむ。この世界では1449年が、スウェーデンが独立を果たした年となった。

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新たなスウェーデンの歴史の始まりというわけですね。

第2章 スウェーデンの旗のもと


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Last-modified: 2014-12-28 (日) 23:59:10