DATA
DLC特徴紹介 †
拡張パックの特徴を紹介する纏めページです。
暫定でひとまず作ったので間違い、抜け等あればコメント欄にて指摘していただくか直接編集していただければ幸いです。
DLCって? †
EU4は本体(Steam定価3980円)だけでも十分に遊べますが、別売りのDLC(DownLoad Contents)を購入することで新要素・便利機能を追加できたり、ユニットのグラフィックやBGMが豪華になったりします。
以下ではSteamのEU4ページ(http://store.steampowered.com/app/236850)にあるダウンロードコンテンツ一覧(このゲーム用のダウンロードコンテンツ/DOWNLOADABLE CONTENT FOR THIS GAME)を解説します。
- Expansion(拡張・主要DLC)
ゲームシステムを大きく変える重要なDLCです。基本的にこれだけ買えば問題ありません。
このページの下方で詳述しているものはイベント追加系DLC以外はすべて主要DLCです。
古いものはセールで50%オフになります。
- Immersion Pack(イマージョン・ピンポイント)
一部国家に特に特化したDLCです。主要DLC扱いされることが普通です。
現時点でThird RomeとRule Britannia、Golden Centuryが該当。
価格は他の主要DLCより安めですが、今のところどちらも価格の変化以上に内容の少なさが目立ち不評な傾向があります。
- Content Pack(コンテンツパック)
各主要DLCごとに対で存在しています。対応する主要DLCに関連する国のユニットのグラフィックを追加します。
なお、各主要DLC/Content Packの個別のSteam販売ページから主要DLCと対になるContent Packをセットで買うことができ、1割程度の値引きが受けられます。
Immersion Packと対になるContent Packは今のところ単体では存在していませんが、それにあたるものが大抵Immersion Pack本体に同梱されています。
- Collection(コレクションパック)
以前は個別にリストに載っていた内容をパックにしたものです。
コレクションパックのページを開くと、「このコンテンツについて」の項から内容物それぞれのページに飛び、個別に購入することもできます。
- Ultimate Music Pack(音楽パック)
BGMを追加します。
- Early Upgrade Pack(早期特典パック)
早期購入などの特典だったコンテンツをまとめています。
- Ultimate E-book Pack(書籍パック)
EU4に関連して書かれた読み物(英語)をまとめています。
ゲームには一切関係ありませんが、ゲームの雰囲気を楽しむため片手間に読むのもよいでしょう。
- Monuments to Power Pack(モニュメントパック)
地形マップモード時のみ見られるモニュメントなど細々したDLCをごった煮したようなパックです。
- 無料DLC
EU4本体を買った時点でついてきたり、無料でダウンロードできたりするDLCです。
- Woman in History
一応主要DLCなので後述。知らぬ間に本体についてきます。
- Songs of Yuletide(ユールの歌)
どこかで聞いたクリスマスソングのような曲をBGMとして追加します。
しかしその勇ましい歌声をよく聴いてみると・・・(コンテンツページに歌詞あり)
- Evangelical Majors Unit Pack
スウェーデン、ブランデンブルク/プロイセン、フランスのユニットパックです。
- Catholic Majors Unit Pack
オーストリア、スペイン、ポーランドのユニットパックです。
個別に選ぶのが面倒。結局何を買えばいいの? †
SteamのEU4ページ(http://store.steampowered.com/app/236850/Europa_Universalis_IV/)には、本体といくつかのDLCをまとめたバンドルがいくつか用意されています。
バンドルで購入すると個別で買うより1割安くなります。また既にいくつかDLCを持っている状態でバンドルを買うと差額で不足していたDLCを穴埋めできます。
一から始める場合は下の3つから選ぶのをお勧めします。
- Europa Universalis IV 本体
定価3980円(セール時995円)本体のみ。拡張が無くとも十分遊ぶことはできるので、お試し感覚でも。
- Europa Universalis IV: Empire Founder Pack 本体+主要DLC3つ
定価9420円(セール時3344円)本体+Art of War+Common Sense+Rights of Man。最重要レベルの拡張パックがそろっています。5chではこれをオススメする人が多いようです。
2018/12/12現在EU4のページからは無くなっていますが、Steamのストアから検索をかければ購入ページに飛べます。
リンク:Europa Universalis IV Empire Founder Pack
- Europa Universalis IV: Empire Bundle 本体+主要DLC(ほぼ)全部 (セール時のみ購入可能?)
価格は新しいDLCが加わるたびに増える。本体+主要DLCすべて。最新の主要DLCは発売後しばらくの間は含まれない。かなりの金額になりますが、EU4にハマれば最終的にはすべて揃えることになるでしょう。
最新の主要DLCはセール時も基本的に割引されず、その前のDLCは割引率が低めであるため、一番安く済ませたければ、セール時に発売から少し経ったDLCを個別に買うのがベスト。
その他のバンドルについて
- Europa Universalis IV Collection 全部入りではない
定価27854円(セール時11628円)罠です。パラドでバージョンアップが続いている作品の「コレクション」は、全部入りではないのが普通です。Rights of Man以前に発売された主要DLCやユニットパックが含まれますが、Mandate of Heaven以降は含まれません。上2つのバンドルはグラフィック関係や音楽などは含まれていないので、そっち方面に興味がある人はこれで少し安く買えます。
- Europa Universalis IV Extreme Edition
実はバンドルではないためセット販売による値引きが無いが、逆にそのためにセール時75%オフの恩恵を受けられる。
定価4580円。本体+Digital Extreme Editionに含まれるDLC(Horsemen of the Crescent Unit Pack,Star and Crescent DLC,Conquest of Constantinople Music pack)。
EU4本体の購入ページにはWomen in historyがこれに同梱されているかのように書かれているが、本体付属のDLCであるため追加でもらえるDLCは4つではなく3つである。
後から定価600円のDigital Extreme Edition Upgrade Packを買えば上記の3種のDLCを後から入手できるので、わざわざ初回購入時にこれを選ぶ必要はない。
しかしDigital Extreme Edition Upgrade Packは50%値引きが(Steamでは)限界だが、本体とこのExtreme Editionだけは75%引きになるためセール時に限り個別に買うよりも安い。
- Paradox Grand Strategy Collection
EU4+CK2+Stellaris+Hoi4のセット。どれも本体のみ。以前はStellarisの枠がVic2だった。
これを購入するメリットは、EU4以外の3つのゲームを既に所持していて追加でEU4も欲しいときに安く買えることである。
デフォルトで10%の割引がありこれはSteamのセールと重複しないので、結果的に普通に買うよりも安くなる。
EU4を購入するとき以外にも例えばCK2,EU4,Hoi4をすでに持っていてStellarisが欲しい場合にこれを選べばStellarisが高い割引率で買えることになるので、他パラドゲーに手を出したいときは覚えておいて損はない。
- Paradox Interactive Collection
Paradox Interactiveがパブリッシャーのゲームのバンドル。デフォルトで25%の割引あり。すべて本体のみ。
Paradoxがデベロッパーのゲーム以外も含まれているため数は膨大。それこそ他社製で有名なCities:SkylinesやPillars of Eternityなども含まれている。
EU4のwikiでこれをお勧めする意義はかなり薄いが、Paradoxの大ファンだという方は買ってみても良いかもしれない。勿論その購入資金でEU4フルセットが5個近くも買えてしまうが・・・
よくわからない人向けの主要DLC・イベント追加系DLC簡易まとめ †
EU4をある程度プレイした人は個別の内容を読めばわかりますが、プレイ時間が短い人、本体と同時の購入を検討している人には意味不明な箇所も多々あると思いますので簡易的に特徴を記します。
なお、ゲームプレイに直接影響を与えるDLCは以下が全てであるため、「ポートレートとか音楽とかはいらないけどゲームに関係あるものは全部欲しいよ!」という方はここにあるDLCを全て買うのがよいでしょう。
ほぼ必須 †
現在のところ特になく、はじめての場合はバニラでも十分楽しめる。
ただ、慣れてくると戦争面ではArt of War、海洋探検ではEl Doradoを導入するとゲームがかなりスムーズに進められる。
手放せない †
- Art of War
部隊をテンプレートに保存でき、ワンクリックで徴集できるのが便利
またいわゆる30年戦争によって神聖ローマ帝国+フランスやオスマンを巻き込んだ大戦争が起こる可能性
属国の開戦事由によって宣戦布告が可能になる
- El Dorado
自動探検機能によって広大なマップを手動でいちいち探索する必要がなくなる
NationDesignerという機能でオリジナル国家を作成可能
アメリカ植民地に対するボーナスが増加
中米、南米原住民国家に対する機能拡張
できれば欲しい †
- Common Sense
議会制政体の追加や属国マネジメントの拡張、ナショナルフォーカスなど有用な機能が多い
プロテスタントはこのDLCがないと弱い
- Dharma
政体システムの抜本的変更
貿易会社システムによってアジア、アフリカ植民地から効率的に富を吸い上げることが出来る
Wealth of nationを持っていれば重要度は落ちる
- Wealth of Nations
貿易会社システムによってアジア、アフリカ植民地から効率的に富を吸い上げることが出来る(Dharmaでも可能だがこっちは980円で買える)
キリスト教改革派、ヒンドゥー教はこのDLCがないと弱い。
Dharmaを持っていれば重要度はかなり落ちる
- Rights of Man
世界上位8ヶ国に様々な恩恵を与える列強システムが追加
列強は弱小国に他国との同盟の破棄を強要することができるなど特権がある。また列強同士の戦争では列強の数が少ない陣営に中立の列強が参戦可能。
君主や将軍に個性が追加され、バリエーション豊かになる
王妃の追加で、摂政期間の退屈さも軽減される
- The Cossacks
信頼度や友好度など外交機能の拡張
遊牧民の強化
あれば嬉しい †
- Mare Nostrum
アフリカの地中海沿岸国家(モロッコなど)に奴隷狩りを可能にする
海軍中心の国家に嬉しい便利機能多数
地図を盗むなどスパイの拡張
- Mandate of Heaven
Ageシステムが追加され、大航海時代はポルトガルが植民にブーストがかかるなど時代を反映した能力が追加される
明に中華皇帝システムが追加され大幅強化される
日本で鎖国に関するシステム追加
- Cradle of Civilization
イスラーム諸国に政体が追加されるほか、商人や宣教師の使い方が広がる
熟練度や将軍の成長などのシステムは軍事面を大きく変える
特定地域・国家でプレイするなら †
- Conquest of Paradise
北米原住民に固有建造物や連合システムなど追加。
また、Random New Worldという機能が追加され南北アメリカ大陸を全く新しい形に自動生成することもできるようになるので、スペイン、ポルトガルといった大航海時代の中心国家でも「新大陸」の楽しみ方が広がる
- Res Publica
ポーランド、オランダに特殊な政体、イベントを追加。
- Third Rome
モスクワ、ロシア、その他正教国家に独自政体と正教システムを追加
- Rule Britannia
イングランド、スコットランド、アイルランドに固有のミッションを追加。また産業革命や革新性などシステムにも多少の追加がある
- Golden Century
主にイベリア半島、北西アフリカの国々に関するに独自システムを追加。海賊共和国、修道会などシステム面の追加もあり
- Purple Phoenix
メカニクスの変更はないがビザンツにイベント・ミッションツリーが追加
- The Stars and Crescent Pack
メカニクスの変更はないがイスラム国家にイベントが追加
- American Dream
メカニクスの変更はないがUSAにイベント・独自政体が追加
Conquest of Paradise †

ポスターモデルはイロコイ連合の創設者ハイアワサ。
- ランダム新大陸
最初の設定で南北アメリカ大陸をランダムな地形にできる。
- 独立支援(Support independence)及び要請の外交コマンド。
- DLC「El Dorado」を持っている場合も利用可能
- Native American(北米原住民)プレイ時に固有のNative IdeaとNative限定建造物と固有のイベント追加。
- Native限定建造物advancements
advancementsは君主点を消費することで購入できます。
- Migration traditions(移住の伝統)
プレイヤーの部族が移住する際には、放棄される建造物についての再建費用を減少させる効果があります。
Smoke Ceremonies(聖なるパイプの回し呑み)
外交関係を増加します。インディアン部族間ではさらに外交評価を増加します。外交は重要です。
- NativeはMigration(移住)が使える
所有プロビンスが1プロビの時だけ所有者のいないプロビンスに移住できるシステム。
移住するとなれば、これまでの土地に建てた建物を失う代わりに、君主の力を全面的に獲得することになります。
- 連合Federation
北米先住民特有のシステムで盟主が存在する防衛同盟である。
現在の盟主がなくなれば名声や外交関係により新たな盟主が選ばれる。
士気にボーナスを得られる。
- Ver.1.5で追加された要素
- 北米マップに20の新たなインディアン部族を追加し、北米大陸の入植不可の土地を消し去り、プロビンスを追加。
総評 †
アメリカインディアンでプレイするなら欲しい。そうでなければ微妙。
独立支援は普段は全然使わないが、スウェーデンプレイ時のように自分が独立しないといけない時にあるとうれしいかな
しかしこれもEl DoradoでEnableされてしまったため、さらに重要度が落ちてしまった感がある。
Wealth of Nations †

ポスターモデルはヴェネツィアのドージェ(元首)アンドレア・グリッティ。
- 私掠船/Privateer
- 小型船をトレードノードに対し私掠船任務に就かせることができる。
- 私掠船任務中の艦艇は、海賊旗を掲揚する。
- 私掠船は、艦艇の交易力の1.5倍の交易力を産出する。
- 私掠船を派遣した国は、当該ノードに商人を派遣し資金回収をしたように振る舞い、40%の金額を得る。
- トレードノードにおいて20%以上の交易力を有する国は、私掠船を派遣している国家に大して開戦事由(Pirate Hunt CB)を得る。
- いくつかの私掠船固有イベントを追加。
- 私掠船が登場したことで、従来の海賊は廃止される。
- DLC「Wealth of nations」「El Dorado」「Mare Nostrum」「Golden Century」からどれか一つでも持っている場合も利用可能
- 貿易会社/Trade Company
- プロヴィンスを割り当て、貿易会社を設立することができる。
- 貿易会社エリアに属するプロヴィンスのみを、貿易会社に割り当てることができる。
- 貿易会社内のプロヴィンスは、交易力+50%、海軍扶養限界+0.5、人的資源-100%、税収-50%となる。
- 貿易会社エリア内の全てのプロヴィンスは、貿易会社に割り当てられたプロヴィンス数に比例して、交易品生産にボーナスを得る。
- 単一の貿易会社があるエリアの交易力の50%を持つ場合、貿易会社の保持国家は追加の商人を一人得る。
- いずれの貿易会社にも名前が付けられ、隷属国画面のリストに表示される。
- 貿易会社関連のイベントを追加。
- 貿易会社のプロヴィンスに隣接しただけでは西洋化できない。
- 交易戦争の正当化/Justify Trade Conflict
- 交易力の10%以上を独占している交易ノードで20%以上の交易力を占める他国に対しての交易戦争が正当化されるようになった。
- 交易戦争CBが与えられる。
- 改革派の"Fervor"機能実装
- 改革派の国家は、毎月Fervor点を得る。
- 宗教画面では3つのFervorによるボーナス(軍事、外交、交易)を選択できる。None to all can be activated at any one time.
- ボーナスを有効化すると月毎に5のFervor点がかかる。
- Fervor点の上限は100。
- fervor = yes activates the mechanic for a religion (there can only be one religion specific mechanic per religion).
- ヒンドゥー教の"Diety"機能実装
- ヒンドゥー教の統治者は6つのうち一つDietyを選択できる。
- Dietyは各々特有のボーナスを与える。
- Dietyはその統治者が死ぬか、イベントで変えることでしか変更はできない。
- Diety用の新イベントをいくつか追加。
- ヒンドゥー教独自のイベントを50個、イベント用の画像を41枚追加。
- 交易力の要求
- 他国に対し交易力を要求できるようになった。
- 0から100%の交易力を要求でき、受け入れられれば自国の交易力として換算される。
- 交易力転送が中止されるまで、交易力の受け取り側は差し出し側に対し宣戦布告できない。
- 主たる交易拠点の明示
- 主たる交易資金回収地点は、首都の代わりに主たる交易拠点となる。
- 主たる交易拠点は、デフォルトでは首都に位置する。
- 主たる交易拠点は300の外交点を消費することで移動できる。
- 内陸交易
- いくつかのトレードノードは、州や小型船なしに交易力を増加させることのできる、内陸のトレードノードとして設定される。
- 内陸のトレードノードに商人が配置されている場合、いくつかのアイデアと同じように交易効率から直接的なボーナスを得られるようになる。
- 商人で内陸のトレードノードにお金を流すとき、重商共和国やPlutocraticまたはTradeアイデアを採る国は直接ボーナスを得ることができるようになった。
- 新たな講和条約
- 軍事通行権を強要できる。
- 港湾使用権を強要できる。
- 重商共和国/Merchant Republicの強化
- 重商共和国はトレードノードに占める交易力に比例してそのノードにおける彼らが所有していないプロヴィンスの生産にボーナスを与える。
- 動的なプロヴィンス名
- プロヴィンスの名前はプロヴィンスの所有者、文化や文化グループによって優先度に従い独自のものに変わるようになった。
- この機能はゲームプレイ時の設定で変更できる。
- 新しい船にGreat Frigate, War Galley, Galiot, Brig, Trabakulを追加
- Ver.1.6で追加された要素
- 運河建設
- Decisionからキール、スエズ、パナマ運河を建設できる。
- 運河建設には統治技術26と10k-30k(運河によって違う)の資金、特定のプロヴィンスの保持が必要。ランダムイベント次第だが、完成まで約10年かかる。
- 運河建設は、多くのイベントの影響を受ける。
- 運河はその州の交易力を増加させ、船舶の通行を可能にし、航海距離に影響を及ぼす。
- 運河はマップ上に見える。
総評 †
貿易会社はゲームを一変させる価値がある。これがないと商人が足りなさすぎるのでアジア交易が不遇
キリスト教改革派やヒンドゥー教でプレイするならこのDLCを入れるべき
私掠船はゲームバランスを変えるほどの効果はなく、あまり使わない
オランダ・ポルトガルといったアジア圏貿易メインの国でやるなら買うとよい
Res Publica †

ポスターモデルはオラニエ公マウリッツ・ファン・ナッサウ。
- オランダに固有の共和制システム(オラニエ派と議会派の選択が可能)追加。
- 重商共和制国家は保有しているプロヴィンスに各ノードに一つずつ交易所(トレードパワー増加)を設置可能。
- (重商共和制国家が強力になったのにともない)通常の方法で重商共和制国家に政体を変えることはできなくなった
- 選挙王政(ポーランド)の国に対して自国王朝の出身貴族を後継者として支援することができる外交コマンドを追加。選挙に勝利すれば君主点を得たり、国威/Prestigeや王朝正統性/Legitimacyにボーナス加算を受けることができる
- オランダ共和制、重商共和制、選挙王政国家、独裁官制政体における多数のイベントを追加。
- 独裁官制は共和制の特殊ケースであり、共和制伝統値が非常に低い場合に移行することができる。独裁官制は指導者の死により終わる
- ナショナルフォーカスの追加。
統治/外交/軍事のうち一つのカテゴリの君主点を+2、残りの2つのカテゴリの君主点を-1として特定の君主点を集中的に増加させるシステム。
- DLC「Common Sense」を持っている場合も利用可能
総評 †
ほぼオランダ、ポーランドに的を絞った拡張。
ただし、ナショナルフォーカスは非常に便利で一度使うとなしの環境に戻れない。
↑ ナショナルフォーカスは Common Sense でもEnableされるようになってのでより微妙なDLCになってしまった
ちなみに内容と値段だけ考えるとImmersion Pack扱いされてもおかしくないが、そもそもこのDLCが出た当時はImmersion Packの概念がなかった。
Art of War †

ポスターモデルはロシア皇帝エカチェリーナ2世。
- 30年戦争を表現するための新たなゲームシステム Evangelical Union と Catholic League の実装。30年戦争関連イベントの追加。いまや30年戦争はまさしくヨーロッパ中を巻き込む大戦争を誘発するようになった
- ナポレオン戦争を表現するための、革命関連の新たなイベント群
- 船舶の改善
- モスボール/Mothball: 船舶をモスボール(使用不能)状態とすることでメンテナンススライダーによらず維持コストが最低(50%)となる。しばらく使わない船に対して
- 船舶のアップグレード: アップグレードボタンをワンクリックするだけで船舶の一括アップグレードが出来るようになった。費用は新規船舶を作成するのと変わらないが手間ははるかに減る
- 新外交オプション selling a fleet: 船舶を他国に売ることが出来る
- 陸軍の移動で海外プロヴィンスを指定したとき、自動的に輸送船を使って運んでくれる。煩雑さの大幅な軽減
- March: 属国をMarchと宣言することによりマンパワー、軍維持限界、要塞防御などの多彩な軍事ボーナスを受けることが出来る、しかしながら、属国から税収を得ることはできなくなり、また外交併合も出来なくなる、そしてMarchの解除には威信の低下に加え安定度も低下してしまう(安定度低下は外交アイデアにより相殺出来るが)。このDLCで一番存在価値が分からないと言われている
- ユニット作成テンプレート: 歩兵10 騎馬4 砲兵6を作成、のようなテンプレートを設定しておきワンクリックで作成することが出来る。生産されたユニットは自動的に一箇所に合流するのでマイクロマネージメントが低減される
- DLC「Cradle of Civilization」を持っている場合も利用可能
- 砦からの急襲: 砦の駐屯兵(Garrisons)に急襲を命じることが出来るようになった。プレイヤーにはあまり有用ではないが、兵を限界まで小分けして全土占領して兵の徴募を防ぐプレイヤーチートが使えなくなった
- 占領地の移譲: 占領地を他国に移譲できるようになった。AIも自国に関心のない土地は war leaderに移譲してくる。これにより同盟国にイライラさせられることが大幅に減った。
- ver1.28より 占領地の移譲は無料要素として解禁された。
- 同盟軍への指令:同盟軍に優先して占領するProvinceを指示することができるようになった。Province画面から指示できる。また属国に対しては属国画面から独自に占領しろ・近くのユニットにAttachしろ・自主判断で動けの3つから行動パターンを指示することができるようになった
- 和平交渉画面の改善
- 敵国にclaimの放棄を要求できるようになった
- 収入の10%を10年にわたって支払わせることを強制するオプションの追加
- 反乱支援目的での開戦ができるようになった
- 従属国のcasus belliを使って宣戦布告をすることができるようになった
- 衛星国/Client state: 統治レベル22からclient stateを作ることができるようになる。属国と似ているが任意の非海外領土を与えることが出来る。ナポレオン戦争時のフランスのように過去の経緯などを全く無視した新国家をヨーロッパのど真ん中に打ち立てる事ができるように
- Ver.1.8で追加された要素
- 枢機卿システムの置き換え
- 枢機卿はヨーロッパの各地で生まれ、その土地の支配者に優先的に忠誠を誓う
- Papal Influenceにより様々な特典を購入できる(30ポイントで100ダカットの現金、80ポイントで安定度+1など。安定度+1が非常に有用でこれにより有力カソリック国は安定度に困らない)
- 教皇領はもはや枢機卿もPapal Influenceも受け取ることが出来ない。しかしながら依然として教皇の御者になることは出来る
総評 †
痒いところに手が届く細かな改善が多い
これがないと30年戦争が勃発しないので買うのを強くおすすめする
El Dorado †

ポスターモデルは人身御供の儀式を行うアステカ神官。
- 新大陸にナワトル/Nahuatl、マヤ/Maya、インティ/Intiの宗教に改革の要素が追加される。全5回の改革を全て済ませればかなりの強宗教になる。
- Nahuatlは5以上の属国を持つと宗教を改革できる。改革するごとにすべての従属国は独立する。Doom(破滅)という要素があり、時間経過や宗教の改革で増える。100貯まると保有君主点のすべてが0となり、君主と後継者が殺され、能力が0/0/0の人物が新君主となる。減らすためには戦闘での勝利、領土獲得、属国化をする必要がある。また、属国の君主や後継者を生贄に捧げることでDoomを減らすことができるが、属国との関係は悪化する。Doomの要素はNahuatl5つの改革を全て済ませ、西洋国と接すると削除できるようになる。
- Mayaに特殊な要素は無い。20プロビンス以上の領土を持つと宗教を改革できる。改革するごとに自国領が10プロビ程度に減らされる。
- IntiはAuthority(権威)という要素があり、100になると宗教を改革できる。改革するごとにAuthorityは0になり、安定度が2下がった上で反乱が起きる。Authorityは自国のBaseTaxの値によってわずかに上昇していくが、プロビンスのAutonomyを下げることでもあがる。
- 上記の3宗教にイベント追加。
- 海洋自動探索要素が追加され、従来のように手動でマップの白い部分(Terra Incognita)を探検することは不可能になる。探検家がLeaderでLightShipとHeavyShipが合わせて3隻以上いるユニットに海洋探検を命じることが出来る。海洋探索中は探検家が死なない限りユニットは損耗しない。
- 陸上自動探索が追加され、黄金の七都市を探索することが出来る。陸上は海洋探検と違ってコンキスタドールがLeaderであることと新大陸であること以外に条件はなく、従来の手動探索も可能である。自動探索中は様々なイベントが起こる。
- Nation Designerが追加され、宗教、領土、アイデアなど自由に設定した国家を作れる。鉄人プレイ可能だが実績はとれない。
- 植民地国家に財宝船の要素が追加され、黄金が産出するプロビを植民地国家が持っている場合、その利益は直接本国に運ばれる。これらは自動で行われるが、本国の主要貿易港がその植民地国家の主要貿易港の下流になければならない。例えばウィーンが主要貿易港の場合、財宝船ではなく従来通り関税としての収入となる。財宝船が通過するノードに私掠船がいる場合、利益の一部を奪われる。
- イマージョンパックGolden Century保有者は財宝船を利用可能。ver1.28
- 10プロビ以上の植民国家一つにつき商人一人がもらえる
- カトリック国はトルデシリャス条約の影響下に置かれる。
- BigShipとLightShipは海賊狩りを行うことが出来る。これは私掠船の略奪効率を下げる。
- (Wealth of NationのDLCを持っていなくても)私掠船を派遣することが出来るようになる
- (Conquest of ParadiseのDLCを持っていなくても)独立支援をすることが出来るようになる
総評 †
AI国家がDoom100になって0/0/0になるのを見るのは楽しい。
中米南米でプレイする場合、導入すると結構プレイに違いがでる。
商人をもらえたり、財宝船が追加されたりと植民地国家の有用性があがった。
逆にEnglishChannelやSevillaに私掠船を派遣して財宝船を狙うプレイも。
海洋自動探索は慣れると手放せない。探索中うっかり放置して海の藻屑になっている人は導入すべき。
ここまで書いてから気付いたけど開発日誌和訳にかなり詳しく書いてあるのでそちらも参照して下さい。
Women in History †
1.29.3より本体に取り込まれ、DLCではなくなりました

ポスターモデルはイングランド王エリザベス1世。
- エリザベス1世、カテリーナ・スフォルツァ、ソフィー・ジェルマンなど、歴史上の女性に関するイベントが100追加される。
- 王妃が有能(たいてい+3)かつ低価格なアドバイザーとなるイベントが発生するようになる。
- 一部のイベントテキストが変更されている。(He is→They areなど、総評参照)
総評 †
1.11以降、更新時もしくはEU4本体購入時に無料かつ自動でダウンロードされる。Songs of YuletideはWomen in HistoryのサウンドDLC。
Paladox社いわく「ポリティカル・コレクトネス(政治的・社会的な差別表現の除去)に対応するためのエディション」。パッチの更新に組み込まずにプレイヤーが簡単に出し入れできるDLCの形でリリースしたのは、デリケートな問題を極力避けるためだろうか。
いつのまにか入っているので存在自体知らない人も多いかもしれない。
アドバイザーイベントは非常に低確率で欲しい時になかなか来ないので、ゲーム的にはあってもなくてもあまり関係ない。(無料だから仕方ないが)
Common Sense †

ポスターモデルは神聖ローマ皇帝カール5世。
- 神権政治では、後継者を様々な出自のものから選ぶ事ができる。選んだ人物によって対応したイベントが起こる。
- 君主制の「正統性」や共和制の「伝統」ような、「信仰(Devotion)」が神権政治に追加され、税収などに補正を得る。
- 英国君主制、立憲君主制、立憲共和制の政体に議会の機能が追加され、様々な法案を提出することが出来る。プロビンスごとに議員を設定することができ、議員が所属するプロビンスは税収などにボーナスがある。ただし、議員が一人増えるごとに安定度コストなども増える。
- プロテスタントにChurch Powerというものが設定され、100貯まるごとに12種類ある様々なボーナスから一つ選ぶことが出来る。最大3つで、ポイントがあるかぎりボーナスの入れ替えは自由である。
- 皇帝は帝国自由都市を定めることが出来る。自由都市は毎月IAを増加させる。
- 仏教にKarmaが追加される。同盟を履行したり属国開放すると増え、宣戦布告や領土を得ると減る。Karmaはバランスがいいとボーナスが有り、多すぎても少なすぎてもペナルティが有る。
- プロテスタント、仏教、神権政治にイベント追加。
- 西洋化を一時停止できる。
- ver1.18にて西洋化はInstitutionへと置き換えられました。
- 従属国にいろいろと要求を突きつけることが出来るようになる。例えば植民国家に原住民国家の討伐を命じたり、同じ宗教グループの属国に改宗を強制したり、保護国への領土要求や、同君下位国に年収の半額を要求したりできるようになる。
- 君主点を消費してプロビンスをDevelopすることができる。
- ver1.28よりDevelopは無料要素として解禁されました。
- 支度金と同じ額を払えば、アドバイザープールのアドバイザーをBanしてアドバイザーを入れ替えることが出来る
- 政府等級の変更(総開発度1000達成で帝国階級に変化など)が可能になる。
- (Res PublicaのDLCを持っていなくても)ナショナルフォーカスが使えるようになる。
総評 †
大型アップデートに合わせて発売されたDLCなので、内容も濃い。
議会制やDevelopなど、目玉要素とされるものを楽しむためには必須。
プロテスタントがかなり強化されるのでプロテスタントで遊ぶ場合は買って損はない。
「アドバイザーの入れ替え」は資金が余る後半では好きなアドバイザーを自由に選べるに等しい。
最も影響が大きいと思われるのは属国への要求で、非常に便利。
v.1.18でInstitutionシステムが登場したことにより非欧州でのプレイにはほぼ必須
v.1.28で開発は無料要素となったのでそれほど必要というわけでもなくなったが、やはりあれば便利。
The Cossacks †

ポスターモデルはオスマン帝国のスルタンに手紙を書くザポロージェコサック。
なお公式PVではイヴァン・シルコが手紙を書いているが、彼は有名なザポロージェのコサックの絵画内では筆記者の隣(上)に描かれている。
- Diplomatic Feedback(外交反応)
外交パネルにDiplomatic Feedbackが追加される。今まではAI専用だった外交態度をプレイヤーもAIに対して示す事ができ、他国がどの領土を欲しがっているか、どの程度プレイヤー国に信頼をおいているかということも知ることができる。
もちろん自国もどのプロビを欲しているかを設定することができ、それは和平の際に同盟国から報酬として渡してもらえる領土の候補になる。
- Estates(階級)
ほぼすべての国家はEstatesを持つようになる。それは貴族や聖職者といった国内の勢力グループであり、各勢力に忠誠レベルと影響レベルがある。国家はEstateにプロビンスを任意に与えたり取り上げたりすることができる。Estate管理下のプロビンスでは自治度の下限が引き上げられるかわりに、忠誠レベルに応じて効果を与える。Estateは管理下のプロビンスだけでなく国家全体にも忠誠レベルが高ければ良い効果を、低ければ悪い効果を与える。そのとき、影響レベルが高ければ高いほど良い効果も悪い効果も大きくなる。コマンドとして忠誠レベルなどを消費して君主点やマンパワーを得たりすることもできる。影響レベルが高すぎるとDisaster値が溜まっていき、最終的にはマイナス効果が発動したり国家として分離独立したりする。また各Estateごとに固有のランダムイベント有り。
- ver1.26よりEstatesは無料要素として解禁されました。(このDLCによって追加されるDhimmiとCossacksのEstatesは除く)
- Native Policies(原住民政策)
以下の3つの中から選べる。政策を変更すると安定度を1失う
- 反乱発生率をゼロにする
- 反乱発生率を半分にする かつ 原住民の同化を1.5倍にする
- 植民人数を毎月20人増やす
- Threaten War(恐喝)
他国にClaimをつけている場合や自国のCoreがある場合、Threaten Warを実行することができる。
相手が受け入れれば平和的にそのプロビンスは自国のものとなる(Aggは上がる)。相手国に拒否された場合は通常のConquest宣戦扱いの戦争が始まる。
- Force Migration(強制退去)
Native CouncilとSiberian Native Council の政体をもつ1プロビ国家は移住をすることができるが、戦争によって強制的に他国を移住させるCBが追加される。
- Concede Colonial Area(植民エリアの割譲)
ある地域に植民地国家を持っている時、その地域のプロビをまるごとすべて割譲させることができる和平が追加される。
- Advanced Change Culture(進化した文化転向)
本Wikiの開発日記和訳から加筆改変
- PrimaryCultureに変更
以前と同じく、州をあなたのPrimaryCultureに変更する。もし、その州があなたのPrimaryCultureに接しているなら、25%割り引かれる。
- 隣の州の文化に変更
許容文化だろうがそうでなかろうが、どの文化でも隣接した州へ広げられる。例えば、もし、君がイングランドで遊んでいて、ガスコーニュ文化を受容するために、それを広めたくなったら、ラブールのバスク人をイギリス人に転向するだけでなくガスコーニュ人にも転向させられる。これは、通常の転向よりも25%割り引かれる(隣接しているPrimaryCultureを広げるのと同様)
- 初期文化に戻す
もし、州がすでに文化転向されていたならば、その州の初期文化に戻すことも出来る(先の例でいうとラブールをバスク文化にもどせる)。これは、通常の文化転向より50%割り引かれる。
- Name Your Heir(後継者の名付け)
後継者が生まれた時自分で名前をつけることができる。
(訳者注:Ver1.14.4Beta現在Cossacks無しでも可能。今後修正される?)
- Horde Unity(遊牧民の結束)
遊牧民国家では正統性がHorde Unityに置き換えられる。50以上でDisciplineとUnrestにボーナス、以下でペナルティが与えられる。Horde Unityは時間経過で減っていき、略奪(looting)や後述のRazeをすると増える。
- Raze(完全な破壊)
遊牧民はコアでない自国のプロビをRazeすることで、君主点とお金を得ることができる。RazeされたプロビはDevelopmentが減少する。
- テングリ
テングリを信奉する国家はSyncretic Faithを、所有するプロビあるいは隣国の宗教から選択することができる。Syncretic Faithに選んだ宗教はTrueFaithと同じ扱いを受け、宗教によって様々なボーナスを得る。テングリに関連するイベントも追加。
- UIに関する拡張
ユニット画面の兵数の上に+が表示され、クリックすると付近のプロビンスで雇われそのユニットに合流する。
- 属国に関する拡張
属国にプロビンスを与えることができるようになるかわりに、属国に売却することはできなくなる。プロビンスを与えると自由欲求がマイナスされる。また、Claimや他国にある自国のコアを移譲することもできる。
属国の土地で徴兵したり造船することができるようになる。
- 賠償金と威信の分配
終戦時の賠償金と威信は各同盟国の貢献度に応じて自動的に分配されるようになる
- Espionageアイデアの拡張
Study Technologyというコマンドが追加され、自国より2以上技術が進んでいる国に派遣することで君主点を毎月1得る。またAgitate for Liberty addedというコマンドが追加され他国の従属国のLiberty Desireを最大25%増やすことができる。
- Victory Cards(マルチ要素?)
本Wikiの開発日記和訳を加筆改変
1450年から100年ごとに、Developmentが300以上であれば、勝利カードを1つ獲得することができる。勿論、設定日に条件を満たしていなかった場合、条件を満たした段階で直ちに獲得できる。勝利カードのスコアは対象エリア内のプロヴィンスを獲得、コア化している限り毎月上昇し、20年で上限に達し、上限から0まで20年で減少する。対象となるエリアはややランダムではあるが、開発度の平均が重要であり、また自国や属国に隣接、または海域を1つ超えたエリアに限られる。現にライバルである、またはライバルになりうる国家のプロヴィンスのみが対象となり、自国より上回っている、または他プレイヤーが操作する国家がその対象となりやすい。最初のカードのスコアは1000、2番目は2000、3番目は3000、そして最後は4000ポイントである。
- (Art of WarのDLCを持っていなくても)占領地の移譲ができるようになる
- Ver.1.22で追加された要素
- Cossack Cavalryユニット(通常ユニットよりShock+10%)が追加され、コサックのEstatesで召集することができる。
- コサックEstatesへのコマンドが増える。
総評 †
Estatesの追加と外交関係の変化が最大の特徴であり、これがないと宣戦布告するとほぼ自動的に同盟国が参加し、戦略もへったくれもない(例:ポルトガルがモロッコを攻める時に何の利もないイングランドがついて来る)。同時に同盟国の戦争に参加する時もタダ働きさせられる事はなくなる。(EstatesはVer1.26より無料要素)
遊牧民追加要素のRazeは未コアのプロビンスのDevelopmentを減らす唯一の手段なので、うまく使えば改宗、コア化に有利。
属国で徴兵する事ができる、Espionageアイデアの追加など細かいところの追加もある。
Mare Nostrum †

ポスターモデルはバルバリア海賊バルバロス・ハイレッディン。
パッチ情報で既にどなたかが訳されていたのでそれを整理加筆修正する形です
- 海軍に関する拡張
- Hunt enemy fleet:艦船に特定の地域の敵船をすべて攻撃するよう命令することができる
- Evade enemy fleet:艦船に特定地域においてあらゆる敵船との遭遇を回避するよう命令できる
- Blockade enemy ports:艦船に特定地域のあらゆる敵港を封鎖するよう命令できる
- 艦船に友好国の海岸において敵船を捜索し、とくに兵員輸送艦を狙って攻撃するよう命令できる
- 以上のように艦船がどう行動すべきかを決定できる「海軍任務設定パネル(Naval Mission Setting panel))」を追加した
- 海軍司令官は補給圏内であれば自由に交換できるようになった
- 「Detach Damaged」は「Repair Damaged」に変わった。損傷を受けた船は自動で港を目指し、修理が完了すれば原隊に復帰する)
- 海岸のプロヴィンスを占拠した際、Sailorsを得ることができる。
- バルバリー地方(アフリカ地中海南岸)の国家は船があれば奴隷狩り/Raid Coastsをすることが出来る。
- (El doradoのDLCを持っていなくても)海賊狩り/Hunt Piratesを行うことが出来る。これは私掠船や奴隷狩りの略奪効率を下げる。
- (Wealth of nationのDLCを持っていなくても)私掠船/Privateerを派遣することが出来るようになる
- 外交に関する拡張
- 新たな外交政策として「地図を共有/Request to Share Maps」が加わった
- 新たな外交政策「無条件降伏/Unconditional Surrender」を選択すれば、敵は2ヶ月以内に100点以下の和平を提案する必要に迫られる。さもなければ、「Call to Peace」が2倍の速度で増加する
- 外交官を防諜/Counterespionageのために他国に派遣できるようになった。100%のスパイ網を張られる前に、敵の行動を発見できる確率が高まる
- スパイに関する拡張
- 他国にスパイ網を持っていれば、自動的にその国ににおける包囲能力が向上し、その国に対するAgressive Expansionがいくぶんか緩和される。
- Espionageアイデアにおける「Study Technology」コマンドのかわりに、自国より技術水準が高い国にスパイ網を持っていると自動的に技術コストの割引が受けられるようになった。スパイ網の大きさと技術格差が割引率を決定する。ただし、複数の国のスパイ網から割引を受けられる状況にあるときは、そのうち最大の割引率が適用される
- Espionageアイデアにおける新たなスパイの行動「地図を盗む/Steal Maps」によって、大きな不名誉と引き替えにその地域において敵国が知っている全てのプロヴィンスを把握できる
- Espionageアイデアにはさらに3つの新たな諜報活動が追加される。「商人を中傷する/Slander Merchants」を利用すると、5年間にわたって敵国の交易力を阻害できる。「募兵妨害/Sabotage Recruitment」を利用すると、5年間にわたってマンパワーとSailor(海軍マンパワー)の回復力が阻害される。「政府高官に贈賄/Corrupt Officials」を利用すると敵国の腐敗(Corruption)が進む
- Trade league (通商同盟)
- 通商同盟とは、商人共和国/Merchant Republicが組織できる自由な防衛的同盟である。
- 主導国として設立するには国家の規模を問わないが、メンバーとして加盟できるのは1プロビ国家のみである。
- 通商同盟の主導国が禁輸を発動すると、加盟国もそれに倣う。これは加盟国の貿易効率を押し下げない。
- 通商同盟の主導国は、加盟国がスパイを利用して(Justify trade conflictによって)交易CBを生成できうるすべての国に対して自動的に交易CBを獲得する。
- 通商同盟に参加していれば、貿易船から20%の追加交易力を得ることが出来る
- その他
- Offer Condottieri:自国の軍をコンドッティエーレ(イタリア傭兵の意)として他国に貸し出すことができる
- 時間軸(Timeline)機能が追加された
- 外交点を消費して重商主義/Mercantilismmを高められるようになった
- Ver.1.19で追加された要素
- SpyNetworkの値が高いとその国が戦争準備に入ったとき教えてくれる
- Ver.1.22で追加された要素
- 植民国家からSailorsを徴集することができるようになる。
総評 †
無料パッチで海軍版マンパワーであるSailorsが追加され、スパイシステムも大きく変化。それに合わせて海軍の拡張とスパイの拡張が主な内容。プレイヤー国は巨大化すると不意に攻めてくる他国の部隊に上陸されることがしばしばあるが、オート命令が追加されたことによって手早く発見することが可能になる。Espionageアイデアの拡張は、結局シングルでは他のアイデアのほうが有用でとらないことが多いためAI国家の強化に繋がるか?VerUPによる仕様変更でEspionageアイデアを取得しなくても各種行動が出来る様になったので、このDLCの有用性が上がった。Trade leagueに関してはHRE内がさらに混沌とする気配濃厚。
全体として追加要素はマグレブ諸国および海洋商業国家に偏っているので、プレイスタイルと相談してから購入しよう。
Rights of Man †

ポスターモデルはプロイセン王フリードリヒ2世。
- 列強/Great Powerに関する拡張
列強システムが追加され、台帳で見ることができる。列強はInstitution採用時やPower projectionにボーナス、さらに以下の外交コマンドを使うことができる。
- Take on Foreign Debt (借金肩代わり)
他国の借金全額を肩代わりできる。その際一口につき+10の関係改善、+1のTrust、+2のFavourを得る
- Influence Nation (他国への影響)
ターゲット国の年収1年分を支払い、その国の最も増加数が低い君主点を毎月1点、10年間与えることで、関係/Opinion+25、信頼/Trust+5。ターゲット国と戦争になると効果は消滅する。
- Intervene in War (戦争介入)
列強同士が戦争しているとき、列強参加国が少ない陣営に対して、味方として参戦することができる。
- Break Alliance (同盟破壊)
他国に圧力をかけて同盟を破棄させることができる。例えばAとBが同盟しているとき、Bに圧力をかけると同盟が解消されBと自国に和平期間ができる。Aにはすぐ攻め込める。
- 君主に関する拡張
- 君主は成人したときに個性/Ruler Personalityを獲得する。さらに即位10年後と25年後にも得る。
- 成人した後継者がいれば、現君主を隠居させることができる
- 君主が死亡した際に死亡理由がわかる。
- それなりの威信を消費して後継者を廃嫡することができる。
- 属国/Subject Nationに関する拡張
- 属国のプロヴィンスをDevelopすることができる。その際自由欲求が下がる。
- 属国のプロヴィンスに建物を建てる事ができる。
- 属国の艦船をアップグレードすることができる。
- 属国の借金を肩代わりできる
- 同君連合上位国のとき、威信25を消費して連合を解消することができる。
- 政体に関する拡張
- Prussia Monarchyの政体が追加される。
- Prussia Monarchyは君主の軍事能力が3以上を保証され、国家の軍事化具合によって決定される独自システムMilitarisation of Societyを高めると最大で規律/Discipline+10%など軍事に関するボーナスを得る。
- Militarisation of Societyは軍事点を消費しても上昇可能
- Ottoman Governmentあるいは大名/Daimyoの政体を持つ国家は、同君連合にならない限りお家断絶することがなくなる
- Ottoman GovernmentではPretender Rebelのリーダーは正統な血統の者となる。
- 革命共和国は派閥システムが導入される。国外に革命を広げるジロンド派、帝国を目指す帝国主義派、国内で理想を追求するジャコバン派に別れる。
- Debasing your currency (貨幣改鋳)
腐敗/Corruptionが2上昇することと引き換えに、借金一口分の現金を得る。
- Leaders traits (指揮官の特性)
指揮官や提督は戦闘のたびに特性を獲得する可能性があり、その確率は戦闘で得られた軍伝統に比例する。特性はすべてプラスの効果のものである。
- 呪物崇拝/Fetishistに関する拡張
Fetishistを信奉する国家はカルトを選択することができる。カルトは君主が交代するたびに選ぶことができる。違う宗教グループの国家との戦争や、Fetishist以外の異教国家との友好によって選べるカルトを増やすことができる。
- 軍事点を消費して君主国なら正統性、共和国なら共和国伝統と、各政体独自の数値を上げることができる。
- Ver.1.19で追加された要素
産出する商品によってそのプロビンスにボーナス
例えば布を産出するプロビはDevコスト-10%
総評 †
ゲームに与える影響は列強システムがかなり大きいと思われる。いかにも便利そうな同盟破壊や戦争介入だけでなく借金肩代わりも結構使えそうな印象。指揮官特性は育てるのが楽しくなるかも。プロイセンの専用政体も面白い。
どうでもいいことだがCommon SenseとRights of Manは著者が同じ(トマス・ペイン)である。
Mandate of Heaven †

ポスターモデルは清の孝荘文皇后。
- Historical Ages(歴史区分)とGolden Eras(黄金時代)
- Age of Discovery(発見の時代), Age of Reformation(改革の時代), Age of Absolutism(専制の時代), Age of Revolutions(革命の時代)の4つの区分が追加される事自体は無料要素である
- 各時代で目標を達成することによって様々なボーナスや補正を受けることが出来る。
- 「黄金時代」を宣言することで、さらに大きなボーナスを得ることが可能になる。
- Chinese Empire(中華帝国)
- 神聖ローマ帝国システムに似た中華帝国システムが追加され、皇帝は6種類の勅令と5段階の改革を行うことが出来る。
- PaganまたはEastern Religionの宗教グループに属する国家は「Mandate of Heaven(天命)」CBにより皇帝位を奪取できる。
- Tributary States(朝貢国)
- 朝貢国は従属国形態のひとつで、中華帝国皇帝だけでなくEastern Religionグループの国家や遊牧民も持つことが出来る。
- 中華皇帝は朝貢を強制するCBを周辺国に対して持つ。
- 朝貢国は毎年宗主国に供物(金、人的資源、君主点など)を差し出すことでその庇護下に入っている。
- 朝貢国は従来の従属国ペナルティを受けない。外交権もあるので独自に同盟を結んだり従属国を持つことが可能である。
- 幕府に関する拡張
- Shogunは正統性を消費して刀狩りや参勤交代の指令を出すことが出来る。
- ShogunはLibertyDesireが低い大名に切腹を命じたりGeneralを召し上げることが出来る。
- 宗教に関する拡張
- 神道国家には5段階のIsolationism(鎖国)レベルがあり、イベントによって変動する。5つの段階それぞれに全く異なる補正を得る。
- 儒教にHarmony(調和)の要素が追加され、東方宗教/Eastern Religionグループの宗教は個別に、それ以外の宗教はグループごとに調和する/Harmonizationことができる。調和には33年間かかる。
- 調和するとその宗教または宗教グループはゲーム終了まで国教と同じ扱いになる。さらに調和した各宗教に応じた固有のボーナスをゲーム終了まで得る。
- Manchu Banners(八旗)
- 満州がPrimaryCultureの国家は満州文化プロビのDevに応じて八旗軍を編成できるが、編成時Corruptionが上昇する。
- 八旗軍は補充にマンパワーを消費しないが、お金は通常の軍と同様に消費する。
- 八旗軍は規律/Discipline+10%のボーナスを得る。
- 砲兵に関する拡張
- 軍事点を消費して城壁を破壊することが出来る。城塞レベル以上の砲兵隊が必要。
- Stateに関する拡張
- StateにProsperous(繁栄)が追加される。安定度がプラスでDevastation(荒廃)していない場合に繁栄ゲージが溜まり、商品産出/Goods Producedが増え、Devコストが安くなる
- Devastation(荒廃)とはVer1.20で追加される無料要素である。焦土作戦や略奪で増える。
- StateにEdict(布告)を出すことができるようになる。州の維持/State Maintenanceコストが増すかわりに様々な利益を得る。
- Diplomatic Macrobuilder(外交マクロ)
- マクロビルダー画面が追加され、主な外交行動をより楽に選択できるようになる。
総評 †
日本、明、満州といった東アジアに的を絞った拡張。
宗教の拡張や中華帝国は東アジアプレイを大きく変えるかもしれない。
マクロビルダーは自動で関係改善外交官を周辺国家に巡回させたりできるかなりの便利機能な模様。
さらっと入っている砲兵拡張はMILの使い道がまた増える。
Third Rome †

ポスターモデルはロマノフ朝ロシア帝国のピョートル1世(大帝)。
- 前提として、無料パッチによってロシア系君主国家に専用政体「ロシア公国(Russian Principality)」と変態後のロシアに専用政体、「ツァーリ国(Tsardom)」が追加される。
- ツァーリ国はプロビ一つ一つに対してだけでなくエリア全体に対しても請求権/Claimをつけることができる。その場合50%多くのコストが必要。
- ツァーリ国とロシア公国は三つの能力を使用することが出来る
- 「全てのプロビンスの自治度/Autonomyを10%低下」「全ての反乱の進行度/Revolt Progression Chanceを30%低下」「ストレリツィを陸軍扶養限界/Force Limitの20%だけ召集し、厭戦度/Warexhaustionを2下げる」
- 新しいユニット、「ストレリツィ」が追加される。射撃/Fireダメージに10%ボーナスがあるが、それがForce Limitに占める割合だけ安定度/Stabilityコストが上昇する。
- 総主教の権威/Patriarchate Authorityを5消費することで、すべての教会にイコンを設置することが出来る。様々な効果の中からひとつ選択することができ、20年間ボーナスを得る。
- 正教国はDev30以上の都市を有するStateで府主教/Metropolitanを任命することで、大主教の権威を即座に5得る。代償としてState維持コストが10%アップする。そのState全てのプロビが受容文化かつ正教でなければならない。
- ロシアのNIに植民者/Colonist無しでの植民が追加される。首都と地続きの土地において、外交点を使って植民することが可能になる。
- ユニットグラフィック、新規音楽の追加。
- Ver.1.26で追加された要素
モスクワ、ロシア、ノヴゴロド、ロシア公国にミッション追加
総評 †
従来のDLCと比較して価格が安くなって追加要素も減った。
Res Publicaのロシア版といえる。ロシアを強化することに興味がある人向け
Cradle of Civilization †

ポスターモデルはサファヴィー朝ペルシアの建国者イスマーイール1世。
- 商人を配置したノードで貿易ポリシーを選択することが出来るようになる。
- Army Professionalism(軍の熟練度)が追加される。高ければ戦闘にボーナスが有り、低くても傭兵雇用にボーナスがある。
- また、Army Professionalismが上昇するとその数値によって順次以下のコマンドが実行可能になっていく。
- 20%:Supply Depot(補給部隊)
Milを消費してプロビンスの補給限界を上昇させる
- 40%:Refill Garrison(守備兵補充)
マンパワーを消費して砦の守備兵を補充する
- 60%:restore manpower(マンパワー復帰)
軍を解散した場合、その人数分マンパワープールに戻る
- 80%:half price generals(半額の将軍)
半分のMilで将軍が雇用可能
- 100%:reduced reserves morale damage(予備兵の士気ダメージ軽減)
(後列にいる?)予備兵に対するダメージが半分になる
- Army Professionalismが上昇するとビジュアル的にも変化がある
- 軍の採用基準を緩めることが出来る。これはArmy Professionalismと引き換えにマンパワーを得る。
- 軍をDrill(訓練)することで戦闘で有利になり、Army Professionalismも上昇する
- 将軍は訓練の中で能力が上昇することがある
- イスラム教国家は学派/Muslim School of Lawを得る
- イスラム教国家は他学派から学者を招くことが出来る
- イスラム教国家はPiety(敬虔度)を消費(0に近づける)するコマンドを実行することで利益を得ることができる。
- The Mamluk Government(マムルーク政体)でいくつかの受容文化から新しい統治者を選択できるようになり、文化によって異なるボーナスを得る。
- マムルーク政体の政府はStateコアにおける彼らの文化の割合に応じたClaimを得る。
- Tribal Federation(部族連合)国家にTribal Allegiance(部族の忠誠)が追加される。数値によってボーナスがあり、コマンドを使用できる。
- Feudal Theocracy(封建的神権政治)政体に3つのコマンドが追加される。
- Seize Clerical Holdings(聖職者の財産を押収)
Admを消費して建築コスト削減
- Invite Minorities(少数民族の招聘)
Dipを消費して開発コスト削減
- Sanction Holy War(聖戦の承認)
Milを消費してClaimを得る
- イクター政体は税ポリシーを設定できる
- イェニチェリユニットの追加
- オスマン政体はStateにPasha(州知事)を任命できる。
- 戦闘結果がコンパクトになる
- 将軍に好きな名前をつけることが出来る
- アドバイザーが同じ文化圏の人間ならば、コストを支払ってレベルを5まで引き上げることが出来る。
- 属国に宣教師を派遣できる
- 一時的利益のためにDevelopmentを消費することができる
- 台帳/Ledgerに軍の質を比べるページを追加
- 軍テンプレートが便利になり、マップ上に既に存在している部隊をテンプレ通りに再編することができるようになる。
- (Art of WarのDLCを持っていなくても)軍テンプレートを作成することが出来る
総評 †
主にイスラム国家中心の大型拡張。オスマンやマムルークといった大国だけでなくFeudal Theocracyというペルシャ系国家の新政体をカバーしていたりと幅広い。
遊牧民からイクターに変更されたティムールや遊牧民から部族連合に変更された白・黒羊朝に対する追加要素もカバーされている。
軍に関しては、今まで非戦時には維持費を最低にしていたのが訓練の登場によって工夫の余地が生まれたり、将軍の成長、軍テンプレートがさらに便利になるなどあれば嬉しい機能が追加された。
属国への宣教師派遣は自国の国教ではなくあくまで属国の国教の布教なので注意が必要。
能動的にDevelopmentを下げることができるようになるので、Romaなど改宗が難しい場所などで有用。
Rule Britannia †

ポスターモデルは英国ハノーヴァー朝の国王ジョージ3世。
- イングランド、スコットランド、アイルランド諸国のミッションツリーを拡張する。
- Industrial Revolution(産業革命)
- 高開発度の州がゲーム後半に石炭を産するようになることがある。産物としての石炭は価値が非常に高く、州の生産を向上させる。
- Innovativeness(革新性)
- knowledge(技術、アイデア)を最初にオープンする、最新の技術を保持するなどで得られる。
詳しくは該当ページ参照。
- Naval Doctrine(海軍ドクトリン)
- 海軍の指揮官を通して、船舶の維持費、交易影響力、戦闘力のいずれかを向上させられる。
- Anglicanism(聖公会)
- イングランド独自の宗教が発生するイベントが追加される。
- Knowledge Sharing(知識の共有)
- Institutionが遅れている同盟国や従属国家での伝搬を助けられる。
- ユニットグラフィック、新規音楽の追加。
- Ver1.28より追加された要素
- 革新アイデア2つ目を革新性に関するものに変更
- イベリア国家独自の海軍ドクトリンが追加される(無敵艦隊、ポルトガル海軍)
総評 †
海軍国家イングランド中心の内容。産業革命の産物変化は面白いがゲーム内での出現時期が遅すぎる感がある。ゲーム全体への影響は少なめになるか。
革新性の性能も微妙さに拍車をかけている。英国プレイをするうえでも有用な変化は多くないため入れる必要性は薄い。
Dharma †

- 政体が政府改革のシステムに変更される。
- 軽蔑的侮辱(Scornful Insults)は永遠のベストライバルに高い教養を駆使した手紙を送りつける。
- 貿易中心地(Centers of Trade)のレベルを上げることができる。
- インド亜大陸諸国に専用の階級/Estatesとそれに関するイベントを追加。
- ラージプート連隊(Rajput Regiment)歩兵ユニットの追加。
- インド亜大陸諸国のミッションを追加。
- 反乱の自動鎮圧システムの追加。
- 任意の地域を選択すると自動で軍が鎮圧に向かう。選択された地域はUnrestが下がる。
- 東南アジアに曼荼羅システム追加
- 南半球にモンスーン追加。ぬかるんだ地域は軍の移動速度が低下したりする。
- 東方(Orient)の貿易会社地域への投資が可能
- 剣ではなくカネによって貿易会社(勅許会社)を設立できる。
- ムガルに独自政体追加。征服地域において文化の同化が可能
- 植民者を通常のプロビンスに送り込むことができるようになり、Developmentを成長させる
- (Wealth of nationのDLCを持っていなくても)貿易会社システムが使えるようになる。
- Ver1.28より追加された要素
- インド系国家の政府改革が増える
- 海賊共和国の政府改革が増える
- 拡張アイデア4つ目をCoTに関するものに変更
総評 †
政府改革への変更は政体システムをかなりテコ入れしており、従来の「統治技術を満たすたびにAdm100支払う」スタイルを一変させている。
ダルマ(Dharma)という名にもかかわらずヒンドゥー教アップグレードには依然としてWealth of nationが必要。
Golden Century †

- マイノリティの追放/Expel Minority。外交点を消費することで本国の少数民族を使って植民が行える。
- イベリアの国はStateや植民国家に修道会が設置できる。イエズス会やドミニコ修道会、フランチェスコ修道会をステートに設置することで不穏度の減少や改宗の易化が図れる。
- グラナダにスーフィー教団が追加される。
- 旗艦システムの追加。旗艦に海軍を引率させることで戦闘能力やトレードパワーにボーナスが入る。
- 海軍の集中砲火システムの追加。海軍に沿岸の要塞の城壁を割らせることができる。Mandate of heavenの砲兵拡張の海軍版。
- 海賊共和国の追加。海賊と戦うだけでなく海賊としてもプレイ可能に。
- 海賊共和国が誕生する動的歴史イベント追加。海賊国家に海賊ミッション追加。イェア!
- イベリア半島の国や北西アフリカの国にミッションツリーが追加。
- イベリア、北アフリカ国家にユニットグラフィック追加。新規音楽の追加。
- 探検アイデア6つ目をマイノリティ追放に関するものに変更
- (Wealth of nationのDLCを持っていなくても)私掠船を派遣することが出来るようになる
総評 †
マイノリティの追放は文化統一や反乱の芽を摘むことができるし、ロールプレイ的にもおもしろい。
あとは海賊国家や海軍の城壁破壊などにどれだけ価値を見いだせるかどうかがこのDLCを買うべきかを決めるだろう。
もちろんイベリアの国家でプレイするならミッションが増えてプレイが楽になる。
イベント追加系DLC †
- Purple Phoenix
ビザンツ帝国に多数のイベントが追加され、Ver.1.25以降は新ミッションツリーが適応される。
プレイヤー自身がビザンツ帝国で遊ぶ場合は入れておきたいDLCで、これがあるのとないのではミッションツリーが大きく変わってしまう。
ただしビザンツ帝国は数ある国の中でも生き残る難易度が高い国の一つであり初心者がまともに遊べる代物ではなく、プレイヤーが介入しなければすぐに滅んでしまうので、ゲームに慣れてきて初めてビザンツプレイに挑戦するときに買うのがよいだろう。
個別購入不可、The Early Upgrade Pack->Pre Order Packに含まれている。
- The Stars and Crescent Pack
イスラーム教の国家に発生する多数のイベントや、新しいDecisionが追加される。
特にこのDLCで追加されるDecisionで国教をスンナ派からシーア派(またはその逆)に変更できたり、改宗強度を高めるなどの効果があるUnify Islamが実行でき、意外と存在感がある。
個別購入不可、The Early Upgrade Pack->Digital Extreme Upgrade Packに含まれている。
- American Dream
アメリカ合衆国に多数のイベントやユニットモデルが追加される。また独自の政体としてAmerican Republic(アメリカ共和制)とFederal Republic(連邦共和制)も追加。
しかしこのDLCは1776年,1789年,1792年開始のシナリオでアメリカでプレイすることを前提としているが、EU4は1444年スタート以外はまともにバランス調整がなされておらずゲームにならないとまでは言わないもののオススメできない状態にある。
もちろん1444年スタートで13植民地を作って後でそこに入ることでイベントのトリガーを引くことはできるが・・・
(英wikiにThe unique American Dream events will only fire in the 1776, 1789 and 1792 scenariosとあるがいくつかのイベントは1444年スタートでも起こすことができる。)
個別購入可能。The Early Upgrade Packにも含まれている。
総評 †
Purple Phoenixはミッションツリーが追加されたVer1.25以降は重要になりつつある。
後から買っても遅くはないので、欲しくなった時に買うのがよいか。
導入・互換性 †
DLCを購入した後、それぞれを後から有効にしたり無効にしたりすることが可能。
新たにDLCを有効にしたときに、未導入時点で始めたプレイデータをロードすることもできる。ただし一旦DLCを有効にして始めたデータは、そのDLCを無効にした状態で改めてプレイすることは出来ない。
コメント欄 †
- Steamの販売ページより一部複製しただけですが、El DoradoとCommon Senseをとりあえず追加しました。 --
- Women in Historyとかってどんなのでしょうか?Extreme Editionでしか手に入らないのが4つあるみたいだけど --
- Women in Historyを追加しました。Star and Crescentはイスラム教のイベント追加およびスンニ・シーア改宗を可能にする小DLC、残りの2つはSaCのサウンドパックとグラフィックパックのようです。 --
- Rights of men の「それなりの威信を消費して後継者を廃嫡することができる」が非常に気になる --
- パッチノートには a severe prestige hit.と書かれていますが実際は威信-50みたいですね。 --
- 威信-50・・・ガチ無能な1.0.1とかを廃嫡できるのなら安いのかも --
- Mandate of Heavenの調和によるボーナスの記述を訂正しました。 --
- 以前の書き方ではこの3つも主要DLC=Expansion扱いされており、混乱を生みかねなかったのでPurple Phoenix,The Stars and Crescent Pack,American Dreamをイベント追加系DLCとして分離し解説を加えました。ついでにいろいろ編集。不要であれば削除してください。 --
- 乙乙。更新ありがたい。 --
- 質問です。DLCは、日本語化MODに対応していますか? --
- Dharmaが9月7日に来るっぽいね --
- いつも更新お疲れ様です --
- 初心者です。拡張パックをダウンロードしたのですがいくつか有効ではありませんと出て使えません。verは1.27です。 --
- DLCいれなくても運河作れたから記述消してもいいかも? --
- このページは基本的にパラド公式に書いてあることをそのまま和訳していて、そして古いDLCは有料要素と無料要素がごっちゃに記述されているのでしばしばこういう現象が起こる。例えばArt of Warも枢機卿関連の記述で拡張とは無関係の部分があった。気づいたら注釈を入れている。 --
- 次のアプデで君主点によるDev開発、占領地の譲渡が無料機能に移行 --
- Golden Centuryを追加しました。ついでに多数編集。DLCの重要度についてはある程度意見が固まってからのほうが良いと思うので暫定としました。 --
- イェア! --
- ウェア! --
- rule britannniaの記述一応インド広域にクレームがつくのとスコットランドに属国化CBが使えるようになるのはメリットなんじゃない?グレートブリテン化で無償併合できるからコア化コスト支払いたくないし --
- スコットランドへの属国化CBはパッチ要素だからRBは必要ないよ。インドへのクレームは確かに明確なメリットなんだけどそのために10ドル払うかっていうとね。RBなしでもベンガルへの一時的な請求権はもらえるし。 --
- 東アジアでプレイするならmandate切って明崩壊してから導入したほうが面白いな --
- ↑特に大名プレイだと明強化に加えて切腹強制もあるからなあ…プレチ気味だけど途中導入の方が安定するわ --
- 全DLC半額セール中! --
- 素晴らしい…… --
- ver1.29から明が崩壊しやすくなったから心置きなくDLC全部入りで遊べるようになったね。これは大きい。 --
- オータムセールやってんね。これを機にコンプリートしようかな --
- 「できれば欲しい」までは本当におすすめ(Wealth of Nationsを除く) --
- 三國志とか古代ローマが好きなんでextended timeline --
- (連投すまんです)入れて3世紀くらいからプレイしたいんですが、その場合各種DLC は反映されるんでしょうか?もちろん駄目でも自己責任なのは前提で --
- 反映される。というかやってみりゃわかるでしょ? --
- MODについては作者に直接聞くのが一番だったり --
- ↑で手放せないと書かれていたAOWとEDだけ買って、そちらが反映されてるのは確認したんですが、もしかしたらGC とか新しいやつはまだ未対応なのかなと思い質問しました。ありがとうございます。 --
- 制作者様に質問……英語が……できないっす……すんません。ていうかこのゲームを当たり前のように原文でプレイしている方々がいることにめっちゃ驚きました。製作サイドもプレイする側も知的レベルが高すぎる --
- ↑ここには製作者様も神様もいないし、そんなコメする場所じゃないぞ 日本語ができるならWikiトップページをよく読んでみ --
- ルールに抵触してしまい申し訳ありません。以後気をつけます。 --
- 一年間有料DLCが来てないんだな --
- 次のDLCは来年のEuropean Updateにあわせてってのは比較的早くに表明してたからね --
- 反映される。というかやってみりゃわかるでしょ? --
- 1.29.3でWomen in the Historyが本体に取り込まれた模様 --