イェニチェリの行進曲

王は踊る

~前回のあらすじ~

比較的穏やかに進んだプレイ

しかし水面下では数多くの計画と陰謀が渦巻いていました

オスマン帝国もまた策謀を巡らせていたのです

中国包囲網

ロシアを封じ込めることに成功したロシア包囲網
ところがこれは明の想定以上の伸長を招きます
筆者はこれを抑えるため、密かに動き始めました

実はその前にも一度ロシア包囲網を弾劾する動きがあり、ちょっとした騒ぎになったことがありました
オスマンはこれ幸いと包囲網の緩和を訴えます

しかし、この「ロシア包囲網煽って潰そうぜ作戦」は明の強硬な反対によって立ち消えます
包囲網緩和会議室も作ったのですが、何ら話は進展しないまま終わってしまいました
ずっとパーティーでもしてたんだろうか

ウィーン_compressed.jpg
汚いおっさんたちのダンス どれかが筆者

仕方ないので国際世論を利用することは諦め、方針転換します

目的は明の領土となったシベリアをロシアに渡すこと
それを成すためには、ロシアへの影響力の強いポーランドを取り込まなくてはいけません

話を持ちかけると、ポーランドはこれを快諾
最初からロシア包囲網に反対しておけばよかったなどと言い始め、形式上まだ包囲網に入っている筆者としては後ろめたいことこの上ありませんでした

だがオスマンは変わった!
もう弱いものイジメはおしまいだ イジメかっこわらいかっこわるい

 

もちろん肝心のロシアにも手は回します
これまでの仕打ちから苦言を呈されるかと思いきや、そんなこともなくあっさり承諾
まあ領土を増やそうという話に乗らないこともないでしょうしね

 

次はスペインに話を持ちかけます
これについてはポーランドに任せ、オスマンは傍観することにしました

というのも、実はこのときオスマンと明の間には1600年までの不可侵条約がありました
それにかつてクリミアをオスマンに渡した代わりにサマルカンドノード全土を要求していたのです 棚ぼたじゃなかった
色々明と外交している最中にこちらの動きをバラすわけにはいかず、それゆえ交渉をポーランドに任せたのでした

この前にカスティーリャは明とある条約を結んでいました

【Castile-Ming/Malaya間諸条約】
MingとMalayaは1600年以降、Africa regionの全プロビにおいてCastile(とその変体した国家,以下省略)に独占的所持を認める
1600年以前に植民したプロビンスについては1600以降Castileの指示した時期にCastileに売却する。
ただし1600年以前でもMingとMalayaはそれぞれ一つのTrade nodeにつき2つしか所持してはならない。現在所持しているプロビンスは数えない。
CastileはMingとMalayaにOceania, Asia regionの全プロビにおいて独占的所持を認める。
CastileはMalayaとMingの西洋化に協力する。

立派な友好条約にも見えます
明と直接利害関係を抱えるオスマンが交渉に行けば、弱みに付け込まれるかもしれないと考えたのです
何もできない筆者は画面の前でぼーっと結果を待ち続けます

 

どんな話をしたのかは知りませんが、話はうまくいった様子

こうして対明包囲網とも呼ぶべき秘密の連合が誕生したのです

勢力図2.png
この時明とインドとアチェもといマラヤは非公開でアジア三国同盟を結んでいたらしい

オスマン=ポーランド同盟

ここで問題となったのが西欧連合
下手に動けば介入される可能性もあります
そこでオスマン帝国はポーランドと同盟を結び、背後を守ることにしたのです

無論そんなことをすれば西欧側が黙ってはいないはずです

このとき幸か不幸か、次のプレイではロシアがAIになる予定でした
そこでロシアAI対策を名目に同盟を宣言します
念には念を入れ、他国も議論する気が起きないであろう朝方に公開しました

ポーランドとオスマン帝国は1600年までの防衛同盟を締結する

しかーし、ことはそう簡単には運びません
公開したすぐ後に明がこの同盟への懸念を示します
夕方になるとブルゴーニュが猛然と抗議を始めました

遂にはVCまで開いての会議まで行われます
ブルゴーニュの懸念はオスマン帝国がHREと手を結ぶことへの警戒でした 多分
いや正直何を言っているのかわかりませんでした、ごめんなさい

結局この同盟は流れてしまいましたが、なんやかんやあって西欧連合の介入はなくなることが確定しました
詳しいことは筆者の海馬あたりを解剖すればわかると思います

同盟には失敗しましたが、まあ結果オーライです
ひとまずの目標達成に安堵し、計画は次の段階へと移行します

ところがどっこい

そううまくはいきません
オスマンとポーランドの接近に危機感を覚えたのか、ブルゴーニュ主導でとんでもない組織が成立

【西欧連合改めEU誕生に関する条約】
西欧連合と神聖ローマ帝国はデンマークとブランデンブルグの戦争に介入しない。
オーストリアは現有領土および現ヴェネツィア領土を除くすべてのItalian Regionへの権利を放棄する。
オーストリアはカスティーリャに500ダカット、ブルゴーニュに100ダカット支払う。
フランスはTirol、TrentをオーストリアにSell Provinceする。
オーストリアは西欧連合に加盟する。
西欧連合はEUに改称する。

えっ・・・

まさかのEU成立
これは非常にまずい

何がまずいかと言うと、この巨大連合EUを放置すれば将来その矛先がどこかに向くのは確実です
それを明に向けることができれば万々歳なのですが、オスマンに向けば滅亡は避けられません
実際そんな意見もあるという話を聞いて筆者は警戒心をMAXにします

チロル云々もこれでおじゃんです
これでは明やロシアどころじゃない
まだ内部がまとまっていない今のうちに何か手を打たねば・・・

勢力図3.png
EUが利害を超えてまとまればこんなことになる・・・かもしれない

さて、巨大な敵を倒すにはどんな方法があるでしょうか?
人によって考えは違うと思いますが、筆者は二つの方法があると思っています

一つは外側から破壊するという方法です

その場合オスマンが取るのは、EU外の国家と連合を組んで戦争に勝利するというやり方になります
となると明を引き入れるための譲歩が必要であり、更なる伸長は防げません
それに戦争で最前線となるのはオスマン帝国領です
さらに言えば、戦争となった時に勝てるかどうかさえ定かではありません

できるだけ取りたくはない手段です

 

であれば必然的にもう一つの方法を採ることになります
それは内側から破壊するという方法です

この場合働くのは軍人ではなく外交官たち
ですが経費はゲーム内で再現されないのでお金は使いません

筆者は内側から崩壊させる手を選んだのでした

EU解体工作

まずは同じ明包囲網に属していたポーランドとスペイン、ロシアに声をかけます
オスマンと明が結ぶことによるクソゲー化や、利害関係やらを説明すると割とすぐ味方になってくれました
もっともスペインは筆者の言葉などでなく、ただ純粋に計算しただけのようでしたが

次はブランデンブルク、イギリス、デンマークです
こちらもなんだかんだあって解体に協力してくれることになりました

その後オーストリアに声をかけたものの、初回プレイでいきなり条約破棄をやりたくないためかあまり反応はよくありません
HRE加盟国であったポーランド、ブランデンブルクもオーストリアが敵なら明確な参戦はできないとのこと
そこでここでも色々交渉した結果、1580年までの中立条約を結ぶことに成功

これでオスマン、ポーランド、スペイン、ロシア、ブランデンブルク、イギリス、デンマークによる巨大連合が完成しました
全7国をまとめた会議室を作り計画実行の機会を探ります

勢力図4.png
全てはうまくいくはずであった

ところがこれは予想だにしていなかった事態によって一時中止に追い込まれるのです

新国家たち

ここでようやくプレイ開始です
プレイ前の外交だけでここまで使うとは・・・

筆者は別のPCでプレイしたため少々操作にまごつき、開始10分ほど経ってから参加しました
その間オスマンAIは海軍大国を目指してか2000ダカットを使い地中海中で艦船を作っており、後から入った筆者を絶望に叩き落とします
何に使うんだこんな旧式艦船・・・

それはともかく、東南アジア一帯を支配下に置いたアチェがマラヤに変体していました
ほとんどのプレイヤー国からは見えないため反応は薄かったです
うーん、紫

マラヤ_compressed.jpg
国旗があまりかっこよくない パラドはアジア国家を冷遇しているのか

ヨーロッパではいつの間にかスペインが成立
アラゴンを殴り続けて併合し、新大陸でガンガン植民しています
植民地の拡大につれ、少しずつイギリスとの対立が深まっているように見えました

スペイン_compressed.jpg
力ずくスペイン ポルトガルは結構前から属国

ブルゴーニュもオランダに変身
フランス文化プロビを属国に渡した後、オランダが再統合していました

オランダ_compressed.jpg
別の世界線のことを思い出すと涙が出てくる

また東のポーランドはモスクワと戦争してわざと敗北、講話で正教になるというとてもオーソドックスとは思えないことをやっていました
その後国の大部分が正教であるリトアニアを併合し、コシューシコも卒倒しそうな大国に変貌
オスマンと同時期に西欧化を終え、今やHRE随一の陸軍国家になっています 分割されなくてよかったね!

ポーランド_compressed.jpg
今はオスマンの心強い友好国

北のほうにはモスクワがいたのですが、AIの間にロシアになるという何とも残念なことに

ロシア_compressed.jpg
領土の小ささが哀愁を誘う いやまあでかいけどさ

その横ではデンマークがスウェーデンを併合してスカンジナビアになりました
バルト海の3/4を囲い込んだこのバルト帝国はプレイヤー国家内でも有数の海軍力を誇ります
スペインやフランスの許可なしでは地中海に板一枚浮かべることすら叶わないオスマンからしたら羨ましい限りです

スカンジナビア_compressed.jpg
国旗も色も筆者好み

因みに上のSSは全てこの次のプレイの時のものなので実際とは少々異なる場合があります
ご了承ください

宗教改革

プレイヤーたち(主に筆者)の陰謀だらけで危なっかしい限りですが、それでも表面では特に何も起きません
この時期はみな宗教改革やら戦争で忙しい時期なのです

この世界の宗教改革はイギリスでスタートしました
国土はみるみる青色に染まり、あっという間にプロテスタントが国教に
国教会なんてなかった

宗教改革は大陸にも飛び火します
フランスとオランダがその影響をモロに受け、特にフランスでは宗教戦争が勃発
プロテスタントになるために一生懸命反乱軍を誘導する様はさながら保育士のようでした

オランダのほうは改革派を目指していたため、急速に広まるプロテスタントに嘆きながら改革派の誕生を待ち続けていました
ところがその改革派は何故かフランスに爆誕
VCではオランダの「ファック!」という言葉が響き渡っていました

ブランデンブルクもプロテスタントに改宗し、カトリックの肩身は随分狭く見えます
何故かスカンジナビアはカトリックでしたが

二度あることは三度ある

ビザンツ.jpg
俺が倒れても第二第三のビザンツ帝国が現れてうんぬん

クレタ島とコルフ島にビザンツが三度目の復活を果たしました
ヴェネツィアから独立させられたようです
これが第三帝国ってやつか

綱渡りの平和

ちょっと進めばすぐプレイヤーにぶつかるヨーロッパとは違い、美味しいAIに囲まれるオスマン帝国はどんどん拡張していきます
では各国が宗教戦争に追われる間も拡大していたのかというと、そうではありませんでした
オスマンにもオスマンで、西欧化という大きな難題があるのです

建物を建てたり無駄に君主点を使ったりしながら何とかヴェネツィアより8だけ技術を遅らせ、遂に西欧化を開始します
安定度低下イベントを見据え、西欧化の10年間を安定度-5で過ごしたために国内は反乱だらけ
ヒィヒィ言いながら何とか西欧化を終えました

上にも書きましたが、ポーランドも同時期に西欧化を達成しています

 

こうして世界中が徐々に国内の安定を取り戻していき、今日のプレイも平和に終わるかと思われていた中

その銃に手をかける者が一人

銃口が光ったことに、この時は誰ひとり気づいていませんでした

恐怖!宇宙(オランダ)人襲来!

「あーイギリスさん、もうすぐ宣戦するから」

突如オランダからそんな声が響きます

急すぎて誰も話についていけません
同じEU内、特に運命共同体とも言えるフランスにさえ事前通告のない宣戦布告
1対1正々堂々と題された奇襲に対し各国は反応ができません

 

本当のところ、それは全く予想できないわけではありませんでした

オランダはイギリスに対してCBを制作しており、これが事前に発覚
そこでイギリスと友好関係を構築していた筆者に対し、密かに救援要請が届けられました
オスマンはこれを受けて独立保障をかけます
これでオランダの牽制は終わったと考えていたのですが、それはトロピカルマンゴー*1のように甘い考えだったのです

オランダはそんなことも意に介さず、というより気づかずに戦争を始めます
オスマンがイギリス側で参戦するものの、如何せん戦場が遠く何一つ手助けできません

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グレートブリテン島は一瞬でオランダ色に染まった

イギリス軍が本土にいなかったこともあり、オランダは瞬く間に本土の大部分を制圧
一切の抵抗を受けずにロンドンまで占領しました
周りの国々が戦争理由や目的を聞くも、その答えははっきりとしません
それどころか「30000Dもらう」「スコットランド以外渡してもらう」などの発言でヘイトが急速に高めていきます

話をまとめたところ、どうも前回の戦争で交易船を沈められたことを未だ根に持っていた様子
イギリス艦隊が本土におらず、また外交的にも孤立していたことが決定打となったようです

さらにこの時オランダはインドにヨーロッパの土地を渡すという約束をしており、その代わりに5000Dに及ぶ大金を受け取っていました
その土地がイギリスから奪ったアイルランドであるというタネ明かしにはインド自身が動揺
1対1の勝負と言いつつ他国から軍資金を大量に受け取るという行為にも非難が集中しました

 

その暴挙に対し最も過激に反応したのが、かねてよりイギリスと友好関係を結んでいたスカンジナビア
オランダがイギリスの死体を殴っている横っ面にパンチを入れるべく宣戦します

筆者は今は辛抱の時だと言ってこれを必死に制止したものの、戦争への激流は止まりません
強大な国力を誇るスカンジナビアも戦訓90で生まれた神将軍率いるオランダ軍の前に屍を築くことしかできませんでした
海軍のほうは健闘したものの、やはり最終的には敗退
交易船44隻を残して全て海の藻屑となってしまいました

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決死の覚悟でオランダに殴りかかるスカンジナビア

外交戦争

各国はこの野蛮とも言える行為に不快感を示します
そのおかげかスカンジナビア戦のほうはお金だけで終結
所持金700Dと別に1275Dを合わせた、計2000Dの賠償金で手が打たれます

筆者はスカンジナビアに対し1000Dの支援を約束して、裏から援助することにしました

イギリスのほうは簡単にはいきません
全体チャットではオスマンによる厳重な抗議が行われ、ポーランドもオランダの説得に動きます
ゲーム終了後も数日かけての話し合いが続きました

EU内でも反対が集まっているのをチャンスと捉えた筆者は、反EU連合をオランダ包囲網へとシフトさせる作戦を立てます
イギリスとポーランドから講話交渉の内容を探りつつ戦争の用意を始めました

この話を知ってか知らずか、いや知らなかったんですが、オランダは次第に態度が軟化
結局ケント1州の割譲での講話にたどり着きます

イギリス_compressed.jpg
戦後のイギリス領

しかもその州を1700年までに返還するとのこと
かなり緩和された講話になりました
代わりにイギリスはEUに加盟し、オランダの保護下に入ります
イギリス自身もオランダを信用すると言っていました

筆者もこれには満足し、オランダ包囲網を解体
今回の戦争でバラバラになったEUを潰す計画も必要なくなったと判断します

結果から見れば、これによってオスマンは明を叩く予定を早めることができたのです

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この時点でのオスマン帝国領

混沌の幕開け

EUの力が大きく弱まったことでヨーロッパは秩序を失います

しかしこの時はまだギリギリの均衡を保っていました

オスマン帝国も明包囲網を確実に作りつつ国力増強に勤しむのです

世界の行き着く先とは一体・・・?

 

次 地中海の先へ

イェニチェリの行進曲


*1 東南アジアで取れる本場のマンゴー。筆者は昔フィリピンとベトナムに住んでいたので今でもあの味を恋しく思っている。

添付ファイル: file勢力図4.png 263件 [詳細] file勢力図3.png 240件 [詳細] file勢力図2.png 252件 [詳細] fileロシア_compressed.jpg 233件 [詳細] fileマラヤ_compressed.jpg 249件 [詳細] fileポーランド_compressed.jpg 227件 [詳細] fileビザンツ.jpg 225件 [詳細] fileスペイン_compressed.jpg 205件 [詳細] fileスカンジナビア_compressed.jpg 254件 [詳細] fileオランダ_compressed.jpg 196件 [詳細] fileオスマン帝国_compressed.jpg 235件 [詳細] fileウィーン_compressed.jpg 284件 [詳細] fileイメージ220_compressed.jpg 234件 [詳細] fileイギリス_compressed.jpg 246件 [詳細] file7ebb9c8ae3cbd9ce234190d31d58e60c_400.jpg 216件 [詳細]

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Last-modified: 2014-05-31 (土) 17:52:42