メディチ家の足跡

船乗りの賛美歌

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オランダ東インド会社のロゴ

いよいよ17世紀に入ろうとしています
アジア中の帝国が黄金期を迎えた時代です

オスマン帝国は未だ絶大な力を誇り、その東のムガール帝国は当時の世界人口5億人強のうち1億5000万を擁する大帝国でした
中国では満州の遊牧民が明を倒し、清を打ち立てます
私たちの住む日本でも長い戦国時代が終わり、かの有名な徳川家康が天下統一を成し遂げました

変わってヨーロッパは「17世紀の危機」と呼ばれる停滞期に入っていました
唯一この危機から逃れていたオランダは飛躍的に発展します
オランダ東インド会社が、イギリス東インド会社の10倍もの資金を元手に設立されたのもこの頃です

イギリスやフランスも、オランダに負けじとインドやアメリカに進出して世界征服への地盤を整えていきました
停滞していても、決して前に進んでいないわけではなかったのです

もちろん、このゲームでは我らがイタリアも植民地獲得競争に参戦しています
今日も船乗りたちがローマの港で出航の準備をしているようです

私たちも少しだけ乗せていってもらうことにしましょう

さよならビザンツまた来てしかく

今をときめくオスマン帝国
エジプトの大部分を征服したこの国は、国力で言えば文句なしの世界ナンバーワンです
その版図はかつての東ローマ帝国に迫るほどまでになっています

それとは対称的なのがビザンツ帝国
公式には「東ローマ帝国」なんて大仰な名前を使っていますが、なんのことはありません、ただのキプロス島地方政権です
ですが、それでもヨーロッパ人にとってはかつてのローマ帝国を思い出させる唯一の遺産 精神的支柱です
ローマ滅ぼしたの自分たちなんですけどね

それが1596年7月24日、オスマン帝国によって併合されます
これこそ時代の節目 中世最後の帝国が遂に姿を消しました

後に一瞬だけ復活するのは秘密です

目指せカレーの国

そんなことはこれっぽちも気にせずイタリアは大洋を駆けます
正直ビザンツなんてどーでもいいのです 勝手に滅びればいいんじゃないかな

するとそんな思いが通じたのか、インド征服ミッションが現れました

イタリアは前々からインドを狙っており、そのための拠点をいくつか作っています
東インドやブラジル、北アメリカ沿岸にも植民していますが、やっぱりカレーが食べたいのです

善は急げということで早速カチャールからダッカを奪います
ここがイタリアのインド支配の拠点になるのです

のんびりまったり植民生活

17世紀に入ってからというものの、イタリアは大した戦争をやっていません
あったとしてもヨーロッパ外での戦争ですから、およそローマっ子は軍隊の姿なんてほとんど見ていないでしょう

とはいえ植民は着実に進めています
その甲斐あって、北米にはニューイタリー、南米にはロンバルドブラジル、カリブ海にはキューバが成立しました
ブラジルなんかはカスティーリャブラジルに戦争を仕掛けられたりしてます
植民国家って勝手に戦争するのか やめてほしいなあ
しばらくしたら白紙和平で決着したようです よかったよかった

東インドでもマジャパピト王国の横に植民します
ここはオランダ東インド会社の拠点だったバンテンもあります
植民国家にとってはロマンですね

ところがここバンテンでは、イタリアは平和的に植民しているというのに原住民が頻繁に植民地を襲撃してきます
こらっ、危ないから槍なんか持っちゃダメ!ペッ!しなさいペッ!

あんまりしつこいので軍隊を使ってペッさせました
今では人っ子一人いないのではないかと思えるほど静かになっています やっぱり平和が一番だよね

その後もイタリアはコンゴとオヨを保護国化したり、保護国だったコンゴが西欧化すると属国化したりとまったりしていました
ほんとに何も起きないなぁ マジャパピトが西欧化に失敗したぐらいしか書くことがないよ

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教皇庁って今どこにあるのさ

平和が評価されたのか、特に工作していたわけでもないのに教皇庁の実権を握りました
使いどころがないし、それ以前に教皇領滅ぼしたのうちなんですけど・・・

17世紀の危機

イタリアが平和なら世界も平和なのかというと、当然そんなことはありません
何度か大戦争も勃発しました 大体フランスのせいで

今回のフランスは妙にトゲトゲしています
大陸からイギリスを追い出したと思ったら、今度はフランスがアイルランドやコーンウォールを征服しました
そのせいで百年戦争は全く終わる気配を見せません
イギリスの参戦要求を拒否したために英伊同盟もおじゃんです 飽きないのかねそんな戦争ばっかして

隣国オーストリアは皇帝だった頃の見る影もありません
スペインと同盟を結んでフランスに突っかかったりしていますが、全て跳ね返されています
というか、それに乗じて周りの国がフルボッコにするので毎回負けています

そのフルボッコで一番利益を得たのがブランデンブルク
最高の質を持つ彼らの陸軍は無類の強さを誇ります
オーストリアをも凌ぐブランデンブルクはなんと皇帝にまで上り詰めました

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皇帝ブランデンブルク

大変心強い味方だったのですが、ある日突然同盟を切られてしまいます
なんでだよー仲良くしようよー

恐らくイタリアが属国にしていたヘッセンを併合したのが原因です
暇だからってドイツなんかに手出すんじゃなかったなあ

北のほうでは、遂に、というよりはやっとロシアが成立しました
ノヴゴロドが前身だったためか、17世紀になってもまだウラル山脈の西でボサっとしてます
それと比例して、兵数の伸びもイマイチです
畑から兵士が取れないロシアなんて空を飛べない豚みたいなもんだよ

東欧は他のどこよりも素早く地図が塗り変わっています
最強かと思われていたクロアチアはボスニアとハンガリーに殴られて領土の大部分を失いました
すると今度はボスニアがセルビアに滅ぼされます
一人でヨーロッパの火薬庫をやっているようです

旧ユーゴスラヴィア並の国力を持つセルビアに攻められたヴェネツィアは、イストリアを割譲しビザンツ帝国を復興させられていました
コルフ島に小さくですが、確かにビザンツ帝国が見えます
どうせまたオスマン帝国に滅ぼされるに違いない

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こうして見るとイタリアも小さい

激動のインド

ヨーロッパの混乱と呼応するようにインドも情勢が激変します

もともとインドは北部をマールワ、内陸をベラール、南部をヴィジャヤナガルが統治していました
激動を巻き起こしたのはこのうちのベラール
ヴィジャヤナガルに宣戦してインドの地図を様変わりさせます

それに付け込んだのがスペインです
インド征服ミッションを得ていた彼らは、ここぞとばかりにヴィジャヤナガルに攻め込み、あっという間に最南端の4州を割譲させます
同じ頃ベラールもヴィジャヤナガルのド真ん中を奪いました

イタリアにとっては強大なライバルの出現
史実ではイギリスとフランスの間で起こったことが、ここではスペインとイタリアの間で起こるのでしょうか
スペインに負けるわけにはいかないイタリアも、勢力を拡大すべくマールワに宣戦します

するとティムールを始めとするマールワの周りの国も次々と宣戦
インドの最大勢力であったマールワが一瞬で没落してしまいました
スペインとの競争を加速させてしまったみたいです うーむこれは困った

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フィリピン南部も取られてしまった

メディチ家の終わり

1624年 イタリア王ピエトロ・デ・メディチが後継者を残さずに死を迎えました

つまり、彼がメディチ家最後の当主ということになります

イタリアがイタリアでなかった頃から国を導いてきたメディチ家
初めはあんなに小さかったフィレンツェを列強にまでしたのは彼らです

盛者必衰と平家物語にもあるように、形あるものは全て沙羅双樹の如く終わりを迎える運命にあります
メディチ家もまたその理に従っただけのこと
しかし彼らの業績は、人々の記憶から消えはしません
メディチが灯した火はどこまでも、いつまでも受け継がれていくのです

ピエトロの後を継いだのはアントニオ・デ・アビスというポルトガル系の貴族
5/5/5とかつてのコジモを思わせる能力を持っています

イタリアは前を向くのです
こんなにも有能な国王がいるじゃないか こんなにも未来は希望に満ちているじゃないか

たとえ何があったとしても、イタリアは前に進むのです

灯された火を消さないためにも・・・

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メディチ家の足跡


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Last-modified: 2014-03-21 (金) 00:16:20