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Europa Universalis IV―検死報告(Post Mortem)開発日記―はじまり、の終わり

Europa Universalis IVが発売されてから一か月が経ったけど、ぼくたちは、これが今まででParadox Development Studioのもっとも成功したリリースだと自信を持って言うことが出来るよ。ぼくたちは心からきみたちにお礼を言いたい。
そこにいるきみたちゲーマーがいなかったら、ぼくたちは、自らのヴィジョンに命を与えることが出来なかった。だから、きみたちがぼくたちを長年助けてくれて、援助してくれたこと、ゲームをテストプレイしてぼくたちを助けてくれたこと、ぼくたちにフィードバックやアイディアをくれたこと、それに何より、ぼくたちのゲームを楽しんで、友達や仲間に口コミを広げてくれたことは、ぼくたちにとってかけがえのないことだと、心から言いたい。ぼくたちはいま、Metacriticのスコアが86%だ(そしてユーザースコアは8.9。みんなありがとう)。それに、Paradox Development Studioから出たぼくたちのほかのあらゆるゲームより、二倍の同時プレイユーザー数を持っているし、これはいままでのぼくたちのゲームのなかで、最初の一か月で最も売り上げが良かったものになっている。

計画
このプロジェクトは、あるヴィジョンから始まっている。ぼくたちは、Europa Universalis IIIとその様々な拡張は、世の中にある最高のストラテジー・ゲームだと確信していた。でもぼくたちは、それがいろいろなパッチや拡張が互いに積み重なったせいで乱雑になったし、すべての要素にアクセスするのが困難だということにも気づいていた。ぼくたちは考え続けた――ぼくたちが本当に愛している優れたものだけを残して、あまり楽しくないものは捨て去って、すべての要素が合理的に働いて(何度も拡張を追加するんじゃなくて)、そしてCrusader Kings IIが表現したグラフィックとユーザビリティを躍進させたらどうなるか?そうすればぼくたちは成功するだろう。そうすれば、ぼくたちは夢のゲームを作ることが出来るんじゃないか。

さて、最初に敵と出会うと、どんな計画も残らない。ぼくたちはみんな知っている。まずぼくたちは、古い交易システムに出て行ってもらうことにした。これはEuropa Universalis Iから議論されてきたことのひとつだけど、とても大きなことなので、これまでぼくたちは手を付けようとしなかった。ここに、ぼくたちが変更できる大規模な点がある。

それから、ぼくたちは収入と研究が分配される方法に目を向け始めた。月ごとの収入と年ごとの収入があって、月ごとの収入を実際にお金として使用すると決めたら、それがインフレをもたらすなど。正直なところ、このシステム全体はちょっと混乱を招くものだ。だから、きみが手にするのは月ごとの収入だけで、それを分配することが出来るようにしたんだ。じゃあ、今度はどうやって研究すればいい?そうやって、支配点(monarch point)のコンセプトが出てきたんだ。突然、ピースがちゃんとした場所にはまり始めたんだ。ぼくたちは、混乱したEuropa Universalis IIIの経済システムをより意味を持つなにものかに変えようという試みが、いかにして、小さなdecisiont対大きなdecision、長期計画対短気計画などのバランスをいかに取るかという新たなコンセプトに変化したか見てきた。騒ぎが収まると、その中心の感覚においては、いまだにEuropa Universalisと呼べるゲームがあった。でも、ぼくたちはゲームの根本的な内部動作のほとんどを変えたんだ。

覆いの向こう側では、このゲームの開発中に、ほかの大きな躍進がなされている。Paradox Development Studioはいまだに小さなゲーム制作スタジオかもしれないけど、ぼくたちは自分のチームに専門家を持つほどに成長したんだ。ぼくたちがこのプロジェクトに、共に働く専属のAIプログラマーと、インターフェイス・デザイナーを得ることが出来たという事実は、本当に大きな発展だったし、多大な貢献をしてくれた。Crusader Kings IIでなされたグラフィックの仕事は、2013年のゲームがどのような外見をしているべきかということにかんして、Paradox Development Studioを実に最新にしてくれるための出発点として役立ってくれた。ぼくたちはマルチプレイヤーの構造を取り換えて、ぼくたちのスクリプト・システムの頑健性を大いに発展させたんだ。

これは終わりではない…
きみはこれを読んでいるんだから、きみはすでにEuropa Universalis IVのver. 1.2の最初のフルサイズパッチのリリースをダウンロードしてくれたと思う。ぼくたちはそこで、きみたちがぼくたちに注意を喚起してくれた、いくつかの最喫緊案件を修正して、大多数の発展を追加した。

安心してほしい。ぼくたちはEuropa Universalis IVの開発を止めないよ。だって、まだまだ発展させたり追加したいもののリストが山積みなんだから。あらゆるバランス変更は、新たな、活気のある議論をぼくたちのフォーラムやコミュニティーにもたらすし、ぼくたちはゲームを開発するときには、必ずそれを考慮にいれるよ。部分的には、このゲームの成功も手伝って、ぼくたちはいまだに、新たなゲームプレイの要素や発展を含むパッチを、また同様にDLCの要素を開発し続けるための大規模なチームを維持しているんだ。きみたちがこのゲームを楽しんでプレイしてくれる限りね!

だから、このゲームを成功させる助けをしてくれたみんなに再びありがとうを言いたい:Paradox Development Studio、Paradox Southチームは多くのアートに、Paradox Interactiveチーム、ぼくたちのボランティア研究者たち、ベータ・テスターたち、外部パートナー、そしてなによりも、ぼくたちのファンへ!きみたちは本当にぼくたちがCrusader Kings IIでレベルアップするのを助けてくれたし、今度はEuropa Universalis IVでレベルアップするのを助けてくれた。そして、次のレベルアップでぼくたちを連れて行くのはどこかわかったなら、きみたちは驚くだろうね。

ぼくは具合が悪くて休んでいるから、今日はプログラミングもマネージメントもないんだ。でも、帝国の平和を守るために忙しいんだけどね。


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Last-modified: 2013-10-05 (土) 22:19:24