AAR/初心者フランス奮闘記

第6話 神聖ローマ帝国

org.bin?size=1024.jpg
 

ブルゴーニュ公国が欧州の覇権争いから脱落した。
帝国諸侯たるスイスがフランス王国圏たるブルゴーニュ地域にまで進出したことで、フランスと神聖ローマ帝国の国境がついに隣接する。
「王国統一」を掲げるフランスと、強大なる皇帝軍を後ろ盾にフランス王国圏に侵入するスイス――両者の衝突は時間の問題であった。

 
 

ゲームが面白すぎて戦闘スクショ取り忘れが目立ちます、すみませんm(_ _)m

アルプス戦役

org.bin?size=624.jpg
 

(ブルゴーニュ地域へ進出するスイス)

 
258210751_org.jpg

時と共にシャロレーも法的に帝国領となってしまうだろう。
そうなればますます帝国が強大化するし、何よりフランス王国圏が外部勢力に占有されるのはフランス王として看過できない。
スイスからフランス王領を奪還するとともに、帝国領を切り取ってやろう!

 
 

1479年、総勢50,000のフランス軍がブルゴーニュ地域へと集結する。
時を同じくして、スイス及びオーストリアに対してフランス王国による宣戦の布告が通達される。

 
org.bin?size=624.jpg
 

(スイス北方、アルプス・ライン川沿いのアルザス、バーデン、およびプファルツが帝国側に立つ。
チロルより北のアウクスブルクやボヘミア西隣のブランデンブルクも帝国側。
フランス側にはカスティーリャ=アラゴン=ナポリ連合とプロヴァンス=ロレーヌ公が参戦)

258210749_org.jpg

朗報です! 敵側参戦が予測されていたハンガリーが、オスマン帝国の攻撃に遭い不参戦です!
オーストリアもまた、しばらくは対オスマン戦線に悩まされるでしょう!

 
 
258210748_org.jpg

連中、我らの攻撃を完全に予測していなかったようで隙だらけです!
しかしオーストリアがフランスと交戦状態にあることに変わりはありません。
皇帝軍がアルプスに駆けつけるまで、我々がどこまで進軍できるかが勝負です。

 
 

オスマン帝国との死闘に苦しむ皇帝軍にとって、フランスによる宣戦布告は寝耳に水であった。
突如として襲いかかったフランスの攻撃は、帝国にとってはまさに奇襲そのものであり、約20,000のアルプスおよびライン川の帝国防衛軍を度々撃退していく。
極限まで研ぎ澄まされたフランスの刃が、全速力で、そして皇帝軍が最も恐れるタイミングで、アルプスへと確信をもって迫っていく。

258210748_org.jpg

包囲行動に移ります。
軍を3つほどに分け、アルプス沿いの複数の要塞を同時に攻囲していきます。
アルプスとライン川を制したならば、勝利したも同然でしょう!

 
 

開戦よりもうすぐで1年、という時期にスイスの首都ベルン陥落の報が関係各国に行き渡る。
フランス側がアルプスの狭路において堅固な拠点を確保したこととなり、その優勢は決定的となった。

org.bin?size=624.jpg
 

フランスは勝利を確信する。

258210751_org.jpg

素晴らしい!
この偉業は間違いなく決定打となろう!

 
 

しかしフランスには決して無視できない見落としがあった。

当初こそ完璧なまでの奇襲性を有していた攻勢は、アルプス・ライン川沿いの諸要塞を包囲するに至り、その持ち味であった速度を完全に殺されていた。
また越水・高地による防衛側有利が働き、フランス軍は敵軍を撃退こそできたものの、殲滅するには及ばず、敵の現地兵力を残存させてしまった。
何より問題であったのは、奇襲と速攻を是とするあまり攻勢を焦り過ぎたため、複数の要塞を包囲するにあたって、軍を薄く分散させてしまったことであった。

また、逆に自らが奇襲を受ける可能性を微塵にも考慮していなかった点も、それらの失点に重なった。

 
 
 
 
 
org.bin?size=624.jpg

ハンガリー王国、フランス王国に対して宣戦を布告。
大義名分は「神聖ローマ帝国の防衛」。

 
 
 
 
 
258210749_org.jpg

ああ、陛下!
ハンガリーが帝国側で参戦したとのこと!

 
 
258210751_org.jpg

馬鹿な、オスマン帝国とやり合いながらだと!?
どこにそんな力が!

 
 
org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

総兵力が、ほぼ互角に……

 
 

間もなく総勢40,000を超えるオーストリア・ハンガリー連合軍がアルプスに到着、フランス軍へ奇襲的逆襲を開始する。
緒戦こそフランス軍はこれを撃退し、アルプス沿いの要塞包囲を続行できたが、
第2、第3と断続的に行われるオーストリア・ハンガリー連合の波状攻撃を前に、次第に損耗の色を隠せなくなっていく。

258210748_org.jpg

3都市を同時に包囲しているため、いずれかの軍を敵襲から守るには一度一箇所に合流しますが、そうなると他2都市の攻囲が停滞します……
かと言って1都市ずつ確実に落としていくとなると、オーストリアやハンガリーの軍に回復の暇を与えてしまいます。

 
 

フランス軍が包囲しているのはアルザスやバーデンといった帝国西部であり、当然、飛び地を除いてオーストリアやハンガリーの本国を包囲・占領しているわけではなかった。
したがって、オーストリアとハンガリーの兵力策源地は何ら傷付いておらず、いくらフランス軍が彼らを撃退したとしても、次から次へと湧いてくるのだ。
アルプスという攻勢側が不利となる地形がこれと合わさり、一転してフランスは劣勢となり、「攻められる側」となってしまう。

258210751_org.jpg

我々が追い詰められている、のか……!?

 
 

一度外敵を絡め取ったら決して放さない、神聖ローマ帝国の防衛戦略。
とびきりの奇襲をかけたはずのフランスは、しかし、蜘蛛の巣がごときその泥沼にいつしか嵌められていた。

258210748_org.jpg

あぁ、何たること……
アルザス包囲中の我らが軍が皇帝軍56,000と接敵……
急いで周辺の兵力を合流させましたが、敗北しました……

 
 
258210751_org.jpg

攻囲陣が瓦解していく……これ以上はもう、無理か……

 
 

結局、フランスが帝国のアルプス防衛線を突破し切ることは叶わなかった。
しかし幸いであったのは、敵側の戦争主導国がオーストリアではなくスイスであり、その首都ベルンが落ちていたためフランスに対して弱気になっていたことだった。
フランスとスイスの間では急速に和平の機運が高まった。

org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

まだ戦勝点は+24%あるな。
この分なら、辛うじてシャロレーとフランシュ=コンテは奪還できるだろう。
スイスがブルゴーニュ公から得た土地を両方とも奪えるのなら、今回は良しとしよう……。

 
 

かくして1481年、フランス=神聖ローマ帝国戦争は終結する。
スイスはブルゴーニュ公国より獲得した2州を、フランス王国に「返還」し、少量の賠償金を支払った。

org.bin?size=624.jpg
 
org.bin?size=624.jpg
 
org.bin?size=624.jpg
 

戦争により両陣営あわせて約140,000人もの死傷者が出た。
フランスはフランス王国圏の保持を果たせたものの、アルプスへの進出は叶わず、また、約40,000人もの人的資源を失った。
代償はそれだけでなく、戦後、神聖ローマ諸侯は相次いでフランスを敵視するに至った――。

 

ブルゴーニュの最期

戦争より国を休ませること3年。
フランスに対し急速に包囲網が形成されたものの、これは数ヶ月の内に消滅した。

258210749_org.jpg

朗報です、我々に対し形成されていた包囲網が、急速に崩壊し始めました!

 
 
 
org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

大変結構!
それでは、フランスの統一をまた一歩進めよう。
残るはプロヴァンス=アンジュー=ロレーヌ公と、ピカルディ公、そして、もはや風前の灯火となったブルゴーニュ公だ。

 
 
258210749_org.jpg

いずれも小国ですな。
なおブルゴーニュ公は現在、相次ぐ戦争によって陸軍も同盟国も一切なく、また領土も4州のみかつ飛び地と、次に狙うには最適です。
他国が狙う前に、取るべきです。

 
 
org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

であれば是非とも頂こう。
思えば良き好敵手だった。一思いに今回でかたをつけるとしよう。

 
 
org.bin?size=624.jpg
 
org.bin?size=624.jpg
 

1484年、一時は時代の寵児として欧州を席巻したブルゴーニュ公国が、ついに地図上から消滅した。
その首都ディジョンはフランス王直轄地となり、残る3州からはヌヴェール公国(橙色)およびルクセンブルク公国(緑)が建国。
その後間もなくして、ヌヴェール公国はフランス王の臣下となる。

org.bin?size=624.jpg
 

(ここは可能ならブルゴーニュをそのまま属国化しておくべきでした。反省しています)

258210751_org.jpg

プロヴァンス公が同盟・同王朝故に後回しと考えると、次はピカルディ公か。
それにしても、フランスもかなり様になってきた。どんな国が相手でも、1対1なら負ける気がしないな!

 
 

西欧大動乱

ブルゴーニュ公国滅亡より時を置かずして、フランスと百年戦争を繰り広げたイングランド王、ヘンリー6世が逝去。
しかしこれが、西欧全体の導火線に火をつけることとなった。

258210749_org.jpg

一大事です! イングランド王崩御に伴い、サヴォイ公がその王位を継承しサヴォイ=イングランド同君連合が成立!
それに対し我らが友邦カスティーリャが異議を唱え、イングランド継承戦争が起きた模様!
カスティーリャから我々に対し参戦要請が来ています!

 
 
org.bin?size=624.jpg
 
org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

なんと、これは対応に困る!

 
 

フランスはフランドル(南ネーデルラント)進出を考える上で、フランドル公国と同盟するカスティーリャを次第に疎ましく思っていた。
仮に、カスティーリャがイングランドを継承した場合、フランスは東以外を同盟国に守られ劇的に安全となるが、カスティーリャの増長とフランドル進出の困難さがより顕著となってしまう。
他方、サヴォイがイングランドを継承した場合、南東および北に一つの大きな敵対勢力が生まれ、国防上無視できぬようになる。

258210751_org.jpg

とにかく、イングランドの様子を見てみるか……
どれどれ……

 
 
org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

サヴォイへの独立欲求すっごく高いな!
これは放っておいても独立しそうだ。

 
 
258210749_org.jpg

兵力差から言って、戦争そのものはカスティーリャ側がやや有利となるでしょう。
このまま我らが介入せずとも、カスティーリャがイングランドを継承する可能性は高いと言えます。

 
 
258210751_org.jpg

カスティーリャを助けようと助けまいと、イングランドがカスティーリャの同君下位となるのなら……
あとは、これを敵とするか味方とするかだな。
フランドルの件もあり邪魔ではあるが、しかし、フランスの西と南北をしっかり守ってくれる同盟国でもある、か……

 
 

フランスは東に神聖ローマ帝国という巨大な敵を抱える都合上、これ以上敵性国家を増やすわけにはいかないと判断。
そのためカスティーリャ側に立ち、サヴォイ=イングランド連合に宣戦を布告する。

陸軍大国フランスの参戦によりカスティーリャ陣営は難なく戦争を終えると思われた。
しかし――

258210749_org.jpg

あぁ、陛下! 帝国諸侯が揃って我々に対する包囲網を形成、加盟していきます……!

 
 
 
258210751_org.jpg

案ずるな、きっとまた自然に消えるはず……
今はただ、この継承戦争にのみ集中しよう!

 
 
 

サヴォイへ進むフランス軍、終わらない包囲網加盟宣言。
フランス兵がサヴォイの首都を陥落させたまさにその時、それは訪れた。

 
 
 
 
 
 
org.bin?size=624.jpg

ミラノ公国、フランス対抗連盟を代表してフランス王国に対し宣戦を布告。
大義名分は「フランスに対する懲罰」。

 
 
 
 
 
 
258210751_org.jpg

ぎゃああああああああああああああああああああああああああああ

 
 
258210749_org.jpg

いやああああああああああああああああああああああああああああ

 
 
258210748_org.jpg

うっひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

 
 

1489年6月12日、フランス対抗連盟の加盟各国は揃って臨戦態勢へと突入。
フランスはその稚拙かつ急激すぎた拡張政策の愚かさを痛感する。

 
258210751_org.jpg

いや、まだ焦る時間じゃないぞ……総兵力、総兵力と各国の配置の確認だ……

 
 
 
org.bin?size=624.jpg
 
258210749_org.jpg

こちらにはカスティーリャとボヘミアがついてくれましたが、オスマン帝国はオーストリアと戦争中なため不参加……
敵国は神聖ローマ帝国の、東部を除くほぼ全て、計28カ国で、総兵力は、に、にじゅ、256,000……

 
 
258210751_org.jpg

狼狽えるな! フランス人は、狼狽えない!
各個撃破していけば、きっと何とかなるさ!

 
 

フランスは急ぎサヴォイへ展開していた軍を北のピカルディへ向け、要塞を難なく陥落・占領する。
そして返す刀で北東から来るリエージュ軍を攻撃、一瞬にして殲滅。
国境付近の敵軍が一時、すべて撤退していった。

258210748_org.jpg

うおおお~いけるいける! 突撃だ~

 
 

戦術的優位のもと、フランスは有象無象の帝国軍を流れるように捌いていく。
しかし所詮は多勢に無勢。
ケルン司教軍を始めとする100,000超えの大軍がアルプスを超えてサヴォイ近郊に出現、その威容にフランスは戦慄する。

258210751_org.jpg

まずい、あれに触れでもしたら……

 
 
 
258210748_org.jpg

うおおお~我慢できネイ! 突撃だ~!

 
 

先走ったフランス軍を追う形で同盟各国の軍も合流し、計60,000人が対抗連盟軍70,000と激突。
フランス軍の非常に高い練度と士気、本国防衛の有利な地形によって、勝利するかと思われた……
が、しかし、僅か士気1ミリの差で敗退し、フランス本土への侵攻を許してしまう……

org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

限界だ、もう、続けるだけ傷が深くなる一方だろう……
戦勝点がプラマイゼロの内に、講和しておきたい。

 
 
258210749_org.jpg

同盟国ボヘミアに犠牲になってもらいましょう……
彼らがブランデンブルクに中核の3州を返還すれば、フランスの失地は1州で済みます。

 
 
258210751_org.jpg

いやまて、窮地に味方してくれた友邦にそれはひどすぎないか!

 
 
258210749_org.jpg

友好関係のために国があるのではなく、国益のために友好関係があるのです。
その逆は決してありえません。
フランスのことを第一と考えるならば、最もフランスの傷が浅くなる道を選ぶべきです。

 
 

懲罰戦争開始より僅か半年後の1490年1月16日、フランスは対抗連盟に対して降伏する。
その講和条約により、フランス王国は国土中央やや南のオーヴェルニュを主権国家として解放し、
ボヘミア王国はブランデンブルクから奪っていた3州を返還。

 
org.bin?size=624.jpg
 
org.bin?size=624.jpg
 
org.bin?size=624.jpg
 

フランスは1444年以来初めての敗戦を経験した。
西欧のほぼ全域を巻き込む大戦であったにもかかわらず、失われたフランス領は1州のみであったが、その精神的打撃はあまりに大きく、重いものであった。

 
org.bin?size=624.jpg
 
258210751_org.jpg

ボヘミア王よ、本当にすまぬ……
いつか必ず、貴国の失地奪還を全力を持って支援するからな……

 
 

講和条約が結ばれたとはいえ、帝国諸侯がフランスを警戒し敵視している現状に変化はない。
それ故、諸侯のフランスへの敵意が薄まりきらぬうちは、フランスが自ら戦争を起こすことは困難だろう。
フランスの東方進出の野望は、今一度見直しを強いられたのだった……。

懲罰の果てに

258210749_org.jpg

陛下、良き報せです。
アラゴン遠征の少し後より秘密裏に進めていた"西の海の向こう"の探検が完了しました。
大陸の存在が確認できます。

 
 
org.bin?size=624.jpg
 

フランスはそこに再起の光を見る。
もしかすると、その大陸で勢力を拡大すれば、此度の挽回ができるかもしれない、と。
しかし、フランスが参戦しているイングランド継承戦争は、未だ終わらず続いている……

 

第7話 新大陸と同君連合


トップ   編集 凍結 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS
Last-modified: 2018-10-27 (土) 03:55:47 (20d)