AAR/怒りのGranada AAR

Tlemcen戦後の拡張について

先程は, 初動でなすべきTlemcenとの戦争に関し, その戦後処理まで述べました.
ここでは, それ以降の拡張方向について述べていきます.
GranadaにとりTlemcen以外の国家は, 以前に述べたように, 圧倒的に強国です.
故に, 彼らが争ったときにのみ勝機を見出し得ます. CastileとAragonが戦争した時や, あるいはMoroccoとPortugalが戦った時がその好例でしょう.

Castileとの戦争

まずはCastileを叩く

CastileとAragonが争ったときは, 基本的にCastileを攻撃するべきです.
これは, イベリアにおいてはCastileの方が(NIも含めて)強力な国家であるからです.
この両国が争う場合, 昔はほぼ100%Castileが勝利を収めていたのですが, Genoa ⇔ Sevilleノード間の交易路の逆転に伴い,
終末ノードたるGenoaノードをHomeとするAragonがかなり強化されています.
これに加え, negative prestigeによって同君連合が解消されなくなった*1ので, Aragonの勝率がかなり上がりました.
実際問題, 国力が Aragon + Naples > Castile である以上, 勝敗はAragonがNaplesと連携を取れるかどうかにかかっています.

 しかし裏を返せば, たとえAragonが勝ったとしても, Aragonには「連携できるかどうか」という隙が存在し続けます.
たとえば, ひとたび制海権を握られてしまえばNaplesは陸路でしかAragonに援軍を送れず, Aragonは実質的に単独での戦いを強いられます.
これはPLからしてみれば付け入る隙以外の何物でもありません. Aragonは縦深が薄いのです.
対してCastile領は縦深が厚く, NIによる強化も早く*2, 強大化した場合(イベリア内では)手のつけられない存在になります.
こちらの成長度合いや外交関係によっては対CastileにFranceを抱き込めますが, アテにはできません.
よって, より脅威の高いCastileを潰すのが優先事項です.

縦深の重要性について

 ここで脱線しますが, 「縦深」と言うのは極めて重要な概念です. 特に, EU4のようなシステムにとっては, これは往々にして死活問題となります.
下にイベリア半島の地図を示します. この☆は初期に要塞が存在するプロビを表しています.(欧州大陸の要塞のみ表示)

3XCzMDO.png

 たとえばこのPortugalは南北に細長く, 東西方向には最大でも2プロビしか縦深がありません. この事は, Portugalの安保を極めて脆弱な物としています.
東から攻勢をかけられた際, 野戦軍を撃滅さえしてしまえば, 1連帯ずつスパム配置することでPortugalをほぼ完全に無力化できるのです.
そしてPortugal陸軍はNIによる補正もなく, それゆえ撃破することは比較的容易です.
いくらZOC(Zone of Control)があるとはいえ, この要塞配置では, Castile側から攻めたてられれば一溜まりもありません.
そしてこれは, Aragonについても同じ事が言えます.
唯一Castileだけが, なんとか持久戦を戦えるだけの縦深を持っているのです.

Castile戦の"コツ"

 対Castile戦のコツと銘打ったものの, 大したことは書けませんしできません.
彼女は他のイベリア諸国と比して縦深が深く, また地形的にも平地が多いため, 山岳にこもってのAIハメも困難です.
イベリア半島には名高いピレネー山脈がありますが, これはfranceとの国境に位置し, GranadaがCastileと戦うに当たっては役に立ちません.
唯一Teruel*3のみが山岳地ですが, Granadaがここで防御側に立って戦闘するのにはかなり無理があります.
ゆえに, AragonとCastileが戦っている最中に, それに横槍を入れるしかないのです.
もっとも, 言うのは簡単ですが, 行うは難しで実際に戦ってみると中々難しいものがあります.

 再現画像を収集するためのプレイを繰り返す最中, たまたま良い動画が取れたので, それを以下に示しておきます.
98qgYKS.png

 上の画像をクリックしてもらえれば再生ページに飛びます.

この動画の世界線においては, 開始2年程度でAragonがNavarraにSubjugation CB*4でもって殴りかかり, Castile + Navarra v.s. Aragon + Naplesの構図となりました.
そもためPortugalが同盟を結べず, Aragonとの戦争でNavarraも弱り切った結果, Castileが孤立してしまっています.
中々に幸運なケースと言えるのではないでしょうか.

 この動画からは, 筆者がゲーム中で用いている様々な小技を確認できるでしょう.
たとえば月末には特定のプロビに待機するようにし, 積極的にLootを狙います.
Sevillaを獲得するまでは, かなり資金的に厳しいプレイとなりますので, Lootを狙う事により継戦能力が向上するでしょう.
また, 1449/05/28(再生時間 01:20)の前後で見られるように, 敢えて包囲軍を薄くすることで防御側での戦闘を狙います.
この場合は相手指揮官のmaneuverの方が高かったために渡河ペナルティが発動していませんが,
彼が率いる軍に対して攻撃側になり渡河ペナルティを受けるくらいなら, このようにAIのクセを利用して, 意図的に防御側で待ち構えるべきです.
ただし, 1450/02/26(再生時間 03:49)付近のように, 敵軍が十分に脆弱であり, 容易に撃破出来ると思しき時は, これを積極的に撃破してprestigeを稼ぐべきだとおもいます.
1450/10/20前後でBadajozの敵軍を攻撃したのも同様です.
もっともこのあたりの判断に, 若干"カン"のようなものが入っているのは否めませんが......

 また, 他国同士の戦闘に便乗してprestigeを稼ぐことも行っています. 1449/12/15前後(再生時間 03:09~)では, Barbary Coastで行われている
Aragon v.s. Castileの海戦がAragonの勝利に終わりそうな事を確認し, 作りためた海軍を派遣しています.
結果として, Granada側は1隻の艦艇も沈むことなくprestigeを2.56獲得できました.
昔と違ってprestigeの価値はそれなりに高くなったので, 意識して稼ぐと良いでしょう.

nS73zTS.png
ぬれ手にあわでprestige2.56は実際おいしい

 また, Granadaがmoraleである程度Castileに対抗出来ている事に驚かれた方もいらっしゃるかもしれません.
タネは簡単で, morale大臣による10%のブーストと, pietyによるブーストにより, 開戦時でのGranadaのmoraleは, negative prestigeによるデバフが乗っても+14%程度となっていました.
結局野戦で勝てないと話にならないので, pietyイベントの選択は基本的にpietyが+になるものを選ぶべきだと思います.

Aragon + Portugalとの戦争

 このようにCastileを打倒することでSevillaを入手すると, Granadaの国力は飛躍的に上昇します.
この時点でのGranadaの国力(dev.数)は, 属国も合わせれば27(Granada本体) + 44(旧Tlemcen領) + 41(Castileから奪取) = 112となっており, 初期からすれば4倍以上です.
しかし, 実は一番きついかもしれない戦争がこの後に待っています. それがAragon = Portugal同盟との戦いです.

 恐らくAragon = Castile戦が終わった後に, PortugalはCastileと同盟を結んでいるでしょう.
そのため必然的にAragonに宣戦する事になろうかと思います. つまり, 依然として格上の相手に1対2の勝負を挑むわけです.
しかしここで, 両者の縦深のなさが, 彼女らにとってあだとなります.
Granadaにしてみればこれは彼女らの婀娜以外の何物でもないものですので, むしゃぶりついてやりましょう.
たとえばAragonがイタリア方面に遠征している隙を突いてPortugalを撃破し, 両国の全土に1連帯ずつ散布することで, Roussillon(ピレネー山脈東端のプロビ)での防御戦闘に持ち込めます.

 彼らとの戦争は, Castileから通行権さえ取れれば容易なのですが, 取れない場合は中々に困難な物となります.
しかし, Aragonに宣戦すると, GranadaがSevillaを奪い陸路で通行可能であるにもかかわらず, PortugalがCastileに通行権を申請する場合があります.
そうするとGranadaもCastile領を通れます. そしてこの現象は結構な高確率で起きるのです.
アホなAIに感謝しつつ, 喜んでPortugalを殲滅しに行きましょう.

 ただ, 両国ともにそれなりの(Aragonに至っては下手な小国並みのdevを誇る)イベリア外の領土を持っています.
そこで雇用した部隊を海路上陸させられ, 占領した土地を開放される事があるので, 十分に注意しましょう.
輸送中の海軍が海戦している最中は上陸が止まるので, その間に上陸地点に陸軍を並べるなどすれば, これは比較的容易に撃退できるでしょう.
なお, Aragon解体時はCataloniaを作成すると, AE的にもそれ以外にも楽ができます.

イベリア統一へむけて

 ここまで戦い抜けば, おそらく以降のレコンキスタ諸国との戦争は, ピレネー以北からの介入がない限りそこまで難しいものとはならないでしょう.
戦争の合間にガレー船をスパムし征服地を改宗し, またイベリア勢力との戦争の合間を縫ってMoroccoをしばき上げましょう.
おそらくMoroccoは同盟国に困っており, これを撃破することは容易です.
筆者が実プレイで, Castile / Aragon / Portugalをそれぞれ3回ほど殴った後の画像をここに示します.

LMoAzkF.jpg

 あとは実質的にFranceをイベリアから追い出すだけ......

小技紹介コーナー

 EU4は首都からの距離が150以内のプロビであれば, 異大陸のプロビであっても海外領にならない, というルールがあります.
この影響を最も受けるのがイベリア国家で, Granadaも例外ではありません.
ここでは海外領になる場所を事前に確認する方法を示しておきます.
一番簡単な方法は, 最近追加されたOverseas Provinces mapmodeを使用することです.
Granadaが本国として扱える土地が緑, 海外領となるプロビは赤になっています.

N9QPpKU.png

 ただ, このマップモードは, 普通にプレイする限りでは使用頻度が極端に低く, ショートカットに登録する価値がありません.(辛辣)
このため, いちいちmapmodeを切り替えずに海外領になる土地を知る方法を紹介しておきます.
それは, プロビ画面でコア化用のボタンにカーソルを合わせることで知ることができます.
Moroccoの有しているifniというプロビは海外領による補正"Is Colony"が表示されています(上図)が, PortugalのCeuta(下図)には表示されません.
eba5oOx.png
KbEkhox.png

 Is Colonyの表示は, それをCore化する際に海外領として扱われる事を示します.
当該mapmodeをいちいち探した上で切り替えるのが面倒な場合は, これで確認するのもいい手だと思います.

おまけ

最後に, 異大陸遷都プレイの効率に関して述べておきたいと思います.

=> おまけ


*1 1.15までは君主死亡時に宗主国のprestigeがnegativeだと同君が切れていた
*2 traditionでmorale + 15%, 1番目のNIでdiscipline + 5%
*3 交通上の要害であり, スペイン内戦時にも激戦地となった
*4 おそらくmissionで得たものと思われる

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Last-modified: 2016-11-30 (水) 14:34:50