AAR/Gott Mit Uns

ドイツの帝冠

包囲網を何とか退けたフリードリヒ=ヴィルヘルム2世は、いまやドイツの統合なしにプロイセンの平和は得られないことを理解した。
統一を成し遂げるため、まず彼はザクセンを中心とした同盟軍に宣戦、圧倒的な戦力を以てこれを破る。

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彼は続いてアウグスブルク・ニュルンベルクなどへの侵攻を繰り返し、プロイセンは公国でありながら世界有数に豊かな国となった。
そしてこの状況に満足した彼は、ついにドイツ皇帝を名乗るに至ったのである。

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帝冠を戴いたあとも彼の野心は衰えることが無く、次代のフリードリヒ4世が即位するまでにボヘミアの中枢部を征服している。

大北方戦争

ところで、フリードリヒ=ヴィルヘルム2世の皇帝即位を記念する意味も込め、ドイツ帝国ではあるプロジェクトが進められていた。
――大艦隊の建造。
近い未来、大英帝国のような海上帝国と衝突する可能性を考えたうえで、海軍の増強は避けては通れぬ道であった。
海岸線の長さとコストの問題から大型艦を大量に建造…とはいかないものの、ガレーなら数を揃えられた。
更に(残念ながら初代皇帝の治世には間に合わなかったが、)フリードリヒ4世の即位とほぼ同時に旗艦アーク・ノアが進水。
ここに大型艦四隻、ガレー三十五隻からなる帝国海軍が発足した。
新たに生まれ変わった海軍と増強された陸軍の能力を確かめるべく、二代皇帝は“大北方戦争”の開始を宣言。
北方の雄スカンディナヴィア、東欧の大国リトアニア、地中海に面したアラゴンらを一国で相手取る大戦争の始まりである。

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実は敵国の軍事力を事前によく把握していなかった皇帝は敵の海軍力に驚愕したが、今更引くわけにもいかない。
敵艦隊の不在の隙を突いてシェラン島を占領しつつ、各地に陸軍を展開し敵を各個撃破する。

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一方、海では帝国海軍がスカンディナヴィア海軍と交戦、三週間にも渡る激戦の末に大勝利を遂げる。

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このエースレンド海峡の海戦において帝国海軍の損失は差し引きゼロ、逆に敵船の拿捕で戦力が増強された。
一説によればこの海戦の勝因は、かねてより採択されていた海軍士気を向上させるための国策や政治顧問にあるらしい。

結局、陸においても海においてもドイツ帝国は圧勝し、スカンディナヴィアは旧デンマーク領の割譲を条件に講和する。
旧デンマーク領には衛星国のシェラン公国が建てられ、ホーエンツォレルン家の分家から公が選ばれた。

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なおこの少しのち、フリードリヒ4世は今や何の権威も持たない神聖ローマ帝国を解体している。

独土戦争

北の帝国を破れば次は南、オスマン帝国が攻撃目標となった。オスマン帝国は東欧の混乱に乗じてハンガリーを奪っており、今は亡きオーストリアの遺志を継ぐドイツ帝国の宿敵の一つである。
小アジアを埋め尽くす強大な陸軍と地中海全体に展開可能なガレー艦隊に勝利すべく、皇帝は北アフリカへの野心を燃やすトスカナの大公との同盟を宣言、獲得領土の一部を渡すことを条件にオスマン帝国に対して共同で宣戦した。

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オスマン帝国は数の上では優勢であったものの、軍を十分に集結させられず、コンスタンティニエをドイツに、アレクサンドリアをトスカナに各々陥落させられる。
どうにかドイツ軍のアナトリア侵入を阻もうと自慢のガレー艦隊を展開するも、ドイツ海軍の圧倒的士気を前に半壊する。

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それからおよそ二年、目立った会戦は発生せずに小競り合いが続いていたが、遂にオスマン軍が全軍を結集させ大反攻を行おうとする。
これを阻止すべくアービルにてドイツ軍がオスマン帝国軍を襲撃、

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襲撃を受けた軍を援護すべく、オスマン軍はインドからの象騎兵を含む総勢28万の軍を逐次投入するが…

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ヘルテル将軍の下でドイツ軍は必死に抵抗、半数以下の軍で倍以上の損害を与えて勝利する。
ここでドイツ・トスカナ連合軍の勝利が確定、ドイツはエジプト北岸に橋頭保を獲得した。

なおこの独土戦争の戦後処理に対し、トスカナ大公国は十分な領土を得られなかったためにドイツに不信感を抱き、これはのちのイタリア戦争の火種の一つとなった。

AAR/Gott Mit Uns/第五章 革命の時代 前編に続く


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Last-modified: 2019-06-22 (土) 16:18:28 (28d)